#絵描きさんと繋がりたい、だけではない。
TwitterとInstagramを中心にイラストを載せて活動しています、423(シブサン)です。
絵描きなら誰もが付けたことがあるであろうハッシュタグ #絵描きさんと繋がりたい
僕も繋がりたいので頻繁に利用しています。
実際にそこから色んな絵描きの人に見てもらえて、いいねをくれたりRTしてくれたり、中にはフォローしてくれる人も。
本当に嬉しい限りです。
でも、僕は絵描きさんとだけ繋がりたいわけではないのです。
その理由は以下の通り。
色んな人にイラストを見てもらいたいから。
絵を描いている人に絵を見てもらうことは、自分の絵の良さ、悪さを指摘してもらえたり、逆に他の人の絵を見ることでとっても勉強になったりと良いことづくめだと思います。
でも、僕の中で根本にあるのは「色んな人にイラストを見てもらいたい」という気持ち。
なぜなら、僕はプロのイラストレーターになりたいから。
ちょっと意識して街中やスマホの中を見るだけで、至るところにイラストが使われてることに気がつきます。
そこに使われているイラストたちはどれも「イラストに興味のない人」にも見てもらうために描かれた/選ばれた、言わばイラスト界の精鋭部隊です。
絵描きさんだけと繋がっているだけでは、見えにくくなってしまう世界だと思うのです。
仕事をくれるのは「絵を描けない人」だから。
僕はイラストの仕事をたくさんしていきたい、それだけで食べていけるようになりたいと思って活動しています。
では誰から仕事をもらうのか。
それは、「自分では必要な絵を描くことができない人」です。
個人でも会社でも、自分たちで作ることができないものがあるからこそ、イラストレーターなり外部のクリエイターに作品作りを頼むのです。
絵描き同士がいくら集まっても、みんな絵を描くのが上手いのだからなかなか仕事を頼もうとは思わないと思います。(絵描きto絵描きという意味で)
僕の体験談になりますが、
友達を介してバンドをやっている子と知り合い、彼からバンドのロゴデザインを頼んでもらったり、
_ライターのインターンとして応募したLGBTの就職支援などを行う株式会社JobRainbowで、自分のジェンダー についての知識やイラストをアピールして、イラストレーター枠としてのインターンを行いました。
「イラストを描けない人」こそがイラストを必要としているのだと、改めて実感した経験でした。
他ジャンルのクリエイターと繋がる面白さがあるから。
先述の通り、バンドをやっている友人と繋がった時、お互いにジャンルが違うのにもかかわらず創作の話で熱く盛り上がったことがありました。
他にも、様々なジャンルのクリエイター志望を繋げてクリエイターレーベルを立ち上げようとしている団体UnFRAMEには、イラストレーターをはじめ、ミュージシャン、フォトグラファー、被写体、役者、メイクアップアーティスト、動画クリエイターなど様々なジャンルのクリエイターが所属しています。
そのメンバーたちと交流会を行ったのですが、皆、異なるジャンルの話や合作の話、互いの作品の伸ばし方などで非常に盛り上がりました。
同じジャンルの方だけで繋がるのももちろん楽しいですが、様々なジャンルの人と関わってみて新たに気づくことや感じること、そして生まれる化学反応。
雑多で多様な楽しさがそこには詰まっていると思っています。
まとめ
つまるところ、僕は#絵描きさんとも繋がりたい だけどそれだけでは足りない。といった感じです。
イラストに興味がない人でもつい目を止めて見てくれるようなイラストを描けるように努力を続け、色々な人に見てもらえるように動いていきます。
このnoteを読んでくださったイラストレーターではないあなた、
よかったら僕の作品を見に行って見ませんか?
様々なクリエイターが集まるUnFRAMEについてはこちらから。