嫁の推し活に同行してみた。〜福岡編〜
以前こんなnoteを書いた。
このnoteを簡単にまとめると、嫁(以下、妻)が愛してやまない「Number_i」というグループの東京公演に同行したというもの。
僕ら夫婦は神奈川県在住なので、この時の豊洲の会場に行くのは、そこまで大変ではなく、妻の推し活への参加のハードルが低かった。
しかし、今回はワケが違う。
この度、羽田から飛行機に乗って福岡まで行きました。
いわゆる「遠征」というやつ。
僕も日向坂46が好きで推しているのだけれど、あんまり遠くまで行こうとは思わない。
だが、妻のNumber_iへの愛は相当なものだ。
この前も Number_iがきっかけで知り合った友人と大阪の方まで遠征しに行っていたし、今回のように「空の旅」になることにも、何の抵抗もなかったのだろう。
前回の記事同様、僕の名義でチケットが当たったため、僕が同行しないと会場に入ることができないらしい。
なので、僕は「福岡行ったことないし、観光メインに考えて行くか!」といった気持ちで向かった。
降り着いたのはライブの前日で、半日とちょっとは観光の時間があった。
太宰府天満宮に訪れたり、美味しいもつ鍋を食べたりと充実した1日だった。
ただ、それなりに歩いたこともあり、正直疲れていたし、自分の体調的にも明日大勢の中に飛び込んでライブを最後まで楽しめだろうか、と思ってしまった。
会場外のカフェで勉強するかゲームでもしてようかとも思ったが、せっかく妻が全力で推しているものだし、自分では絶対行かないものだし、そもそもこれが目当てで福岡まで来ているし、といった理由からしっかりとライブに参戦してみた。
というわけでやってきました、「マリンメッセ福岡」
そこそこステージに近い席を確保。
妻も「良いポジションが取れた!」と喜んでいた。
いよいよ始まると、会場中から「キャー!!」の声が。
まあ、ここまでは前回通り。
しかし、僕の席の前にいた女性は“ケタ違い”だった。
まるで絶叫系のアトラクションに乗っているかのような「ぎゃああああああああ!!!」を終演までフルスロットル。
これにはかなり驚いたし、真横でなくて本当に良かった。
近くに同じテンションの人があと2〜3人いたら、確実に僕はオーバーキルされるはずなので、ギリギリセーフ。
嬉しいこともあった。
各メンバーが移動式の台に回る中で、僕ら夫婦にところにも3人のメンバーが近距離で姿を見せてくれた。
中でも、妻が激推ししている平野紫耀くんが来たときは妻もかなりテンションが上がり、ペンライトと「投げチューして!」のうちわをこれでもかと振り、なんとかファンサを求めていた。「投げチュー」くらいいつでもしてあげるのに、と野暮なことを考えた。
曲は知っているのもあれば、予習不足で知らないものも多かったが、ライブフォーマンスが輝いているので、あまり詳しくなくても楽しめるライブだった。
むしろ高揚感が持続してあまり眠れそうにない。
ところで、今回まで、僕はNumber_iの3人では岸くんが好きだったのだが、間近で見たのと、MC、パフォーマンスを見て、神宮寺くん推しに「推し変」した。
もちろん岸くんは岸くんで好きだけど。
さすがに妻ほどのめり込むことはないだろうし、僕の場合の日向坂46についても飛行機や新幹線で数時間かかるところに遠征しようとは思わないだろう。
しかし、「遠征」という経験をさせてくれた妻に感謝。
意外と男性アイドルも楽しいし、推し活のために全力を注ぐ熱量は見習いたいものだ。