40歳、フットサルでうまくやる秘訣とは(2)

少し間が空いてしまいました。今回は40歳、フットサルでうまくやる秘訣とは?その2です。

サッカーもフットサルも「蹴らない時間」が大事。「蹴るスポーツじゃないの?」というところですが、例えばサッカーですと、ほとんどのフィールドプレイヤーのボールを持つ(触る)時間は、およそ88分と言います。

サッカーのゲーム時間は90分。つまりほとんど持ってないんですね。フットサルは、コートが狭い分、もっと触れる時間や機会が多くなります(そこが良いし、好きなところでもあります)

なので、「(技術がないけど)うまくやっていく」ためには、ボールを扱う技術を高めるよりも、「ボールを持っていない」時の"技術"を高めた方が成長が早いと思います。

「その1」にも書きましたが、ボールを扱う技術というものは、10~12歳のゴールデンエイジが一番伸びると言われています。なので、私のように25歳から始めたようなハンパ者(笑)には、なかなか成長が見込めないのです!チームに所属するわけでもないので、基礎練習とかパターン練習をするわけでもないですしね。男40代、所帯を持つとなかなかそんな時間はありません。朝に一人ボールを持って公園に行き、リフティング練習とかしていられないのです。

これ以上の成長は望めないのか・・・でもそれでは寂しい。だったらどうするか?

話を少し戻して、「ボールを持っていない技術を高めるべき」なのです。

色々とサッカー書籍を読み漁りました。子供向けのものも、電車内で恥ずかしげもなく読みました。ほとんどのものが、例えば「インサイドキックはココで蹴りましょう」とか所謂"教則本"なわけですが、本当に書籍は色々あります。

身体に関するものだと、まず姿勢。今だと漫画「フットボールネーション」で姿勢とか、太ももの前面を使わない、とかそういう話題が出てきます。

身体の向き。サッカーで言うボランチなら360°の視野を必要としますが(360°はあくまで理想)、サイドバックなら180°で済みます。

味方がボールを持っている時には、「どこにいて」「どういう身体の向きで」「どのようなもらい方(足元かスペースか)か」「次のプレーにどう繋げるか」など判断することが沢山出てきます。

いわゆる「認知と判断」です。

敵がボールを持っている時には、まずどこを見るか。

自分はまず相手の右目を見ます。これは基本的に「大半の人の(利き腕、のように)利き目」だからです。ボールを持った相手が次にどこに狙って出すのか。もちろん、出したい方向ではないところへ一度視線をやって、逆にパスを出す「撒き餌」のような行動もありますが。

個人参加型フットサルですと、色んな人が参加します。自分の休憩中には、コートのプレーを見て、

「この人はドリブルばかりで、やたらボールを持ちたがる」「あの人はボールをはたいて、すぐにウラへ行く」「この人は守備の時に寄せてくる(ウラを取れるか?)」「あの人は1vs1で仕掛ける時、必ずワンフェイントを入れる癖がある」「利き足はどちらか、逆足(利き足じゃない方)を使うか」

様々な個々の特徴を集めておけば、かなり対応がラクになります。


次に続きます。


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