やりすぎ教育/武田信子#読書の秋2021

Note読書感想文ということで、#読書の秋2021というハッシュタグに参加させていただきます。
今回紹介させていただく本は
臨床心理士の武田信子さんの本『やりすぎ教育』です。

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やりすぎ教育: 商品化する子どもたち (ポプラ新書 た 10-1)

この本を読んで、現代の令和の日本の学校は益々競争社会になっているのだなあ・・・と思いました。e-ポートフォリオのことも気にしなければいけないし競争社会になっているから益々学校でのいじめが激化すると思います。子供の数が減っているのにいじめが過激化しているのがもう現代の学校の闇です。特に小学校でのいじめが過激化していきそうです。
私の時代にe-ポートフォリオなんてものがあったらもうがっこうついていけなかったかも・・・。

もう良い学校に行き良い会社に就職するという人生のモデルケースは崩れでいるのです。
これからの時代は学歴社会より能力社会に段々なって行くのだろうなと思います。

今時の学校で不登校に陥ったり精神科入院したりこぼれ落ちる子が何人も沢山出てくるのもわかります。自分が中学高校時代こぼれ落ちていたので尚更わかります。リアルにブラック吹奏楽部で精神を病みかけたしね・・・。
日本の学校はもう限界を迎えています。

今時の子供は勉強もできなければいけない、運動もできなければいけない、パソコンも出来なければいけない、楽器も弾けなければいけない、ダンスも踊れなければいけない〜ってね。

幾ら子供の数が少なくなってお金があるからって子供を土日習い事浸けにするのも良くないです。所謂子供の"ボーッとしている時間"を奪うのは禁忌に等しいです。

あと、子供の外遊び一つ取っても無駄にお金がかかる時代になりましたね。
本来は無料の遊び場だが何故かワンコイン取られたりとか・・・。

日本の子供の幸福率が下がるのも解りますし、この先家庭問題や学校問題で自殺する子も何人も出てきます。

あとは小学生でいろんな精神疾患になって閉鎖病棟入院しちゃう子とか…小学生で閉鎖病棟の存在を知らなかった私からしたらこういう子が続出しちゃうのが信じられないのだが。

これから先の時代・・・。

これから先の時代、私みたいに教育虐待を受けて教育虐待後遺症になったり、目黒の船戸優愛ちゃんみたいに教育虐待のやりすぎで本当に死ぬ子が続々と出てきそうです。
私の場合父親から教育虐待を受けていたのですが、明らかに受容任度を越えていましたから、夜中の0時とか2時まで幼稚園生の頃から怒鳴られ問題を間違ったら殴られながら勉強させられるという・・・。

日本の子供の幸福値が下がるのも解る様な気がします。
コロナウィルスで不景気だし子供の貧困に陥る子多いしね。

これからの日本の教育と学校は益々おかしくなって行くことでしょう。そう予想しています。そしてついて行けない児童が続出します。

これからも著者の臨床心理士の武田信子先生には教育虐待についての本を上梓して欲しいです。

そんなわけでnote読誦感想文に参加させていただきました。よろしくお願いします。