1969年の地球上では100馬力競争をGT-Rが制し、究極のZがとどめを刺す
世界が固唾を呑んで生中継をみつめたアポロ11号の人類史上初の月面着陸。そんな1969年の日本車を一言でいえばパワー競争元年、と言ったところでしょうか?東名高速が名古屋まで全通し、東京~大阪が高速道で一本につながって、日本も本格的な高速走行が求められる時代になった、という印象です。
この時期には大気汚染を防ぐアメリカのマスキー法案と共に自動車の安全向上も叫ばれ始めた頃。北米基準を満たすために、国産車の計器盤も軒並みパッド付の大袈裟な造りのものに替えられていました。
GT-Rと