5月10日、僕は夢遊する

どうも。こんにちは。今日は、すっきり起きられず10時くらいに目が覚めて、ウォン・カーウァイ監督の恋する惑星を観た。横になって観てたので、朝の眠気がまだ僕を誘う。なんとか映画を観終わっては、少し昼寝をした。

恋する惑星

1990年の香港を舞台にした男女の恋の話。雑居ビル・重慶大厦を舞台に男女の恋が交差する、僕に取ってはノスタルジー溢れる映画だった。街並みやコカコーラの紙コップ、女の子のファッションなどカラフルでポップな映画。

振った恋人メイの好物であるパイナップルを自分の誕生日と同じ賞味期限の缶詰で買っては、ストックするという未練や失恋では涙はしないが、ジョギングをする事で汗をかいて体の水分を抜くといった刑事223号。あるバーで「最初に入ってきた女性を好きになる」と決めて、入ってきたドラッグディーラーの女と出会い、最後には彼女から誕生日おめでとうというメッセージをもらったり。

自分の住んでいる部屋の物と話をする警官663号は、キャビンアテンダントの恋人とすれ違う中、いつも行く飲食店の店員フェイと出会う。注文をいつもサラダにしていて恋人の好みがわからなかったり、部屋がフェイによって段々変わっていっている事に気がついていないくらい、恋のすれ違いの表現が秀逸だ！

エンディングの終わり方も良かった。ぜひ、観て欲しい！

僕は夢遊する

そんな素敵な映画を僕は眠りそうになりながら観ていた。少し寝ていたのかも知れない。映画を観ては少し程昼寝をして、昼ごはんを買いに近くの商店街へ歩く。歩いているときにふと見かけた蕎麦屋さんで、天丼が食べたいと思ったのに注文したのは白身魚あんかけとそばだったし、昼ごはんを食べては家でまた少し寝た。一貫して、今日という日を僕は起きて過ごしていないのではないか。これを書いている事自体、夢遊しているのかも笑

僕の住んでいる地域は、今日は曇り。曇りは僕は好きだ。雨が降りそうになく、ズシンと重たくない曇り。ただそれは、僕に眠気を持ってくる。

今日の天気は夢遊。一段と5月の風が吹いてはあなたを眠気へと誘うでしょう。

そんな5月10日。