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会社出勤の憂鬱

月の半分を委託先出社という形で仕事をさせてもらっている。
先方からの依頼で子供達の夏休み明けから毎日出社することになった。
なんなら、社員登用の話が出ていた。断ったけど。
間をとってある程度の個人事業主としての作業を認める代わりに
他のパートさんや社員と同じように定時(調整はしてもらった)で出勤退社をして、今まではしてこなかったデザインのディレクションを客先と直接してほしいということだった。名刺も支給された。

個人事業主で請け負っていた仕事は粗利を折半するという形で今までのスポットの仕事については対応。まあこのあたりはいいとして。
問題は子供達の留守番。

今までも月の半分は出社はしていたので留守番自体は問題ないし、子供たちの電話もよほどではない限りは対応していた。
というか御構い無しに子供と普通に話していた。

今日ほんの些細なことで長女から電話があって多少長引いてしまった際
「プライベートな電話の対応の際は一言お願いします」と声をかけられた。
恥ずかしい。でもうるさいな。やっぱり在宅に戻りたい。いろんな想いが渦巻いてしまった。つーかお前らと一緒にするなよみたいなことも思ってしまった。

なんでそこまで感情が揺さぶられてしまったかというと、電話の中で長女が泣き出してしまったからだ。私は基本子供の感情が揺れ動いているときはそばにいたり黙って気持ちが収まるのを見守ることにしている。それができなくて悔しいのと、勝手に周りの圧に耐えられなくなって乱暴に電話を切ってしまった申し訳ない気持ちに囚われてしまったからだ。

きっと電話を切られてしまった長女は一人部屋で泣きじゃくっているのだろう。
それを思うと早く帰りたくて仕方がない。

問題は私が半分会社に属するということで周りに合わせて色々「それらしく」立ち振る舞うことが必要だということだ。社会のルールとして当たり前だと思うし、会社にプライベートを持ち込むのはご法度なのかもしれない。というか私が一人の大人としてのマナーを忘れてしまったような感じ。なんだかそれはそれで辛い。

とりとめない感じにはなったけど年末までのお試し出社、おそらく私はその後結局在宅を選ぶことになりそうだ。

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