とってぃーの先生実践録 vol.6
夏休み満喫中のとってぃーですw
この記事は大好きな葉山のハンバーガー屋さんで書いています。
潮風がとても気持ちいい、そんな場所です。
〜先生の夏休み〜
実は子どもが夏休みの間も、先生は原則、学校へ出勤することになっています。学校では学期末の事務作業、保護者面談、次学期の準備、教材研究。それから、花の水やりとウサギの餌やりなどをしています。
また、陸上部の部活指導もあり、炎天下の中、子どもたちと一緒に走り回っています。
また、夏休み中は研修が多いです。学校で研修を行う時もありますが、出張として指定された研修に行くこともあります。
尾木ママは、「教員が勉強するために夏休みがある」と言っていました。普段は子どもたちとの時間でいっぱいいっぱいなため、夏休みを有効に活用しようということですね。
では、プライベートな休みは?というところですが、夏休み前に「年休」の申請をします。つまり、本来ならば出勤しなければいけない日なため、休めるよう許可をもらうという流れになります。自分はプライベートな休みも大切にしたいので、可能な限り、休みを取らせていただきました。
これからの学びとICT
この夏、印象に残った学びをシェアさせていただきます。
先日、『TOBITATech Edcation×Tech』というイベントに友達のプレゼンを聞きにいきました。
結論から申し上げますと、
ICTが学校現場に少しずつ浸透してきている中、
何が課題で、
先生として今後どうしていくべきか
を考えるきっかけとなりました。
①これからの学び
いよいよ、5Gの時代がやってきます。大きく変わることは、「スピード」。今までとは違う時間感覚で物事が解決していくでしょう。
AIも教育の中で取り入れてきます。先生という仕事は全てをAIに任せることはできないと言われているため、どのように付き合っていくべきか、そのバランスが大事になってきます。
テックというと、最先端なイメージが思い浮かびますが、普遍的、不便益な教育も改めて大事にしなければいけません。
自然の中での活動や五感を使う活動なども行いつつ、学びをデザインすることが必要です。
②課題
2020年から始まる新学習指導要領で子どもたちに身につけてほしい力として「情報活用力(情報モラルを含む)」が明記されています。
小学生にアンケートで授業中、ICTを活用したいですかと質問したところ、86.5%が活用したいと答えています。
しかし、現状は週1回活用できているかどうか。子どもの気持ちと環境にギャップがあるのです。
なぜ、このような課題が生まれてしまうのか。ICTが学校に導入される前後に大きな原因があります。
導入前には、そもそも導入できる教育予算がありません。各自治体にもよりますが、高等学校、特別支援学校から導入されていくそうです。
導入後には、ICTの知識や技術が学校内で共有されていません。ICT担当という役割を持った先生が学校にはいるのですが、ICTの専門家ではないため、どのように対応していけばよいか不安があるそうです。校内の理解が得られるか、いつスキルアップの時間を確保するか、適切なデバイス管理ができるか、などなどの要素が挙げられます。
③先生として今後どうしていくべきか
一先生ができることは限られていると思いますが、子どもたちと自分の学びのために、学校の中にあるICTをできるだけ活用して、授業実践を重ねていきます。
無理に取り入れるのではなく、必要な場面を選択して。
また、その実践を学校内でシェアして、学校全体でICTに対しての不安要素を減らせるようにできたらと思います。
このnoteでも実践については発信していきますので、ご意見やアドバイスをお待ちしています。
それでは残りの夏を、楽しくお過ごしください〜〜
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