若い頃の私は、夢に出てきた昔の出来事が史実と一致するたびに、凄い発見をしたように感じて喜んでいた。

しかし、過去は過去。

認知症の老人が忘れていた青春時代を思い出したところで、老人が老人である現実は何も変わらない。

今日もまた老いた身体を引きずって懸命に生きるしかないのだ。

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