ハーフバースデーに死を考えて、寂しさと向きあった

ちょうど半年前が誕生日でした。
だから今日で0.5歳年齢を重ねたわけです。
いわばハーフバースデー。


あんまり聞いたことがないし、
私自身も昨日ふとそんなことを思いついたのでした。
酒好きとしては祝う、理由があれば問答無用でお酒がのめるわけで、
祝う日が多ければ多いほどハッピー!


だからこれからは毎年祝うのもありかな。。。なんて考えています。


しかし、ただ浮かれて酒を呑んでいるわけにもいきません。もう大人ですから。

本当の誕生日、つまり1年周期のお誕生日であれば、おもいっきり羽目をはずしてはしゃいで浮かれてしまってもいいでしょう。

誕生を祝う日だから、自分が今まで生きてこられたこと、多くの人に支えられてきたこと、などなど喜びを噛み締めればいいでしょう。


反対に、ハーフバースデーはちょっと趣向を変えてみて、戒めの日にしましょう。
生きてきてこられたことを考えるのではなく、反対に死について考えてみてはどうだろう。


明日もし突然死んでしまったら。




どれだけの人が私の死を悲しんでくれるだろうか。


反対に喜ぶ人もいるのだろうか。


今まで生きてきてどれだけのことを成し遂げることができただろうか。


どれだけの人にどれだけ自分のことを印象付けることができただろうか。


悔いのない人生を送ってきただろうか。


死の瞬間は笑顔でいるのだろうか。それとも苦しみや悲しみに溢れた表情なのか。



そんなことを考えるとき、死の瞬間や自分自身が存在しなくなった後の世界を思うとき、
生への衝動や反省がいっぱい浮かんでくる。
明日からまたがんばろう、ただ頑張るだけでなく、悔いなく充実した日にしよう、と思える。


かつては人生50年、いまや人生80年?
人が生きられる時間はどんどん長くなってきていて、
だから当然長期的な視点も大切なのだけれど、
それだけではいけない。遠くばかりみて、足元を見ていない人生じゃ、
きっと充実した人生とはいえないんじゃないか。


過去、現在、未来。みんな連続している。つながっている。
だから今、この瞬間も大切にしつつ、未来につなげていかないといけない。
月並みですが。。。


それはさておき。
こうして理由をつけたりでもしなければ、
なかなか自分を見つめ直す時間というか人生について考える時間なんて、
自分自身で作れないのです。


私自身はあまり自己分析的なことが苦手だったりあまり好きではなかったりして、
ずっとしてきませんでした。
自分をちゃんと理解しないまま二十何年も生きてきてしまいました。


多くの人は就活でそれなりに自己分析をしてきたと思うのですが、
私はそれすらもあまりしてこなかった。
自分で自分を見つめることを避けてきた人生でした。


それで何がよくなかったのか。


私は自分の感情をちゃんとわかっていなかった。

たとえば

なぜ自分が怒っているのか、

なぜ自分が悲しいのか、

なぜ自分は嬉しいのか、

なぜ自分が寂しいのか、

なぜ自分が焦っているのか、

そういったことがよくわかっていませんでした。


今も完全にわかっているわけではないのですが。

何も意識していなかった以前の自分はとってもひどかったと思います。


どうひどいのかって?


なぜ自分が怒っているのかわからないから、

やみくもに怒りを人や物にぶつけてしまいました。

だからたくさんの人との関係や物を壊してしまいました。

そしてその多くは戻ることはありません。


なぜ自分が悲しいのかわからないから、

どんどん元気がなくなって、どんどん悲観的な考え方をしてしまって、

さらに悲しくなってしまう。

そんな悪循環を繰り返していました。


なぜ自分は嬉しいのかわからないから、

自分で自分の喜ばせ方を覚えることができず、

やる気がないときにモチベーションをあげることができませんでした。

これは今もできていないので、意識していこうと思っています。


なぜ自分が寂しいのかわからないから、

どうせ誰も私のことなんて必要としていないんだ、それなら私からいっそみんなを嫌ってやる!!

なんてやさぐれることが多かったです。

寂しさとの離れ方も早く、しっかりと身につけていきたいなと思っています。

寂しさに負けてしまうと、何かや誰かに依存して、迷惑をかけてしまうからです。

そしてその関係が壊れてしまうからです。

それが怖いのです。


なぜ自分が焦っているのかわからないから、

気持ちに余裕がなくなって、ピリピリした気持ちになって、

まわりに気を遣えなくなって、自分のことしか考えられなくなってしまいました。


そう、自分のこころの動きを見つめて、理由を考えるだけでたくさんの気づきがありました。

ほかにも、

自分が好きだと思う人はどんな人なのか?反対に嫌いだと思う人はどんな人なのか?

自分が好きなものは何か?嫌いなものは?

などなど、考えることはたくさんありますね。


私自身が私自身についてしっかり考えてきたものがとても少なかったことに今更ながら驚いています。

きっとそれに気づく前に死んでしまっていたら、そうとう悲しい人生だったかもしれません。

実りは少なすぎ~~~~~~~~~!!!!って思って成仏しきれないで幽霊にでもなっていたかもしれません。


だから、自分自身を見つめることの大切さに気づくことができて本当によかったです。
これからもっともっと発見があるでしょう。


特に寂しさに負けそうになったとき。

家族や友達や恋人なんかが自分を見ていなかったときでも大丈夫。

自分には自分がいるじゃない。

こんなときこそ、自分が自分をしっかり見つめて、自分と話して、自分を理解しましょう。

そうすればきっと寂しさはどこかに行ってしまうはず!



(こんなことを書いてる今、私はちょっと寂しさを感じているのかもしれませんね!)


最後までお読みいただきありがとうございます^^

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さんしち
もちろんお酒代にさせていただきます!ありがとうございます!!