秋のしるし
玄関の外に古い机が置いてある。
その上に、色づいた柿の葉が置かれている。
毎年、秋が進み始めると、柿の葉が紅葉し、それが庭に落ちてくるのだけど、その中から、妻がセレクトして、その机に置いてくれる。
その色合いは、妻がいいと思ったものが選ばれ、日によって数が違うのだけど、秋が深まるにつれて、その枚数が増えることが多い。
毎年、この場所に柿の葉が置かれ始めると、「秋のしるし」だと思う。
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