「落葉と感染対策」。2022.11.26.
雨が降るかもしれない、と言われ、ちょっと迷ってレインコートを持っていくことにする。
空は、薄曇りで、暗い灰色になっている。
冬の格好
午前9時前。土曜日の朝。
家を出て、駅までの道を歩く。
先週よりも、多くの人とすれ違う。
ダウンを着ている人が目立つ。
冬が近づいている感じがする。
駅に着いて、ホームには人が20人くらい。
そこに立っている人たちの格好は、すっかり冬になっている。
ワクチン接種
電車が来て、電車に乗る。
窓はほとんど閉まっている。
車内は静かなままだけど、時々、セキが聞こえる。
ドアのそばに立っていると、すぐそばの座席に座っているカジュアルな服装の男性が、ワクチン接種の封筒から紙を出して、何かを書き込んでいる。これから接種に行くのだと思う。
私鉄の終点に着く前に、とてもゆっくりと止まっていく。本当に歩く速度よりも遅いスピードのようになって、やっと止まって、ドアが開く。まだ運転を始めたばかりの人なのかもしれない。
貼る眼帯
電車を乗り換える。
その途中にある改札そばのアルコール除菌のポンプは、自分だけしか使っていない。
ホームに降りると、電車がきて、電車に乗る。
中吊りには「11月30日は人生会議の日」という文字が見えて、少し嫌な気持ちになる。終末医療のことばかりを言っているのだけど、それまでの毎日の介護の質を上げる方が先なのに、と思う。
電車の窓から見える空も曇っていて、暗めの灰色のままだ。
窓はほぼ全部閉まっている。車両の中は立っている乗客も少なくなく、やや混んでいる印象だった。
まだ幼い男の子が、右目をふさぐ何かのキャラクターの四角いテープが貼られている。その前に母親らしき若い女性が立っていて、ずっと気を配って、話しかけて、そして、駅に着いたら、手をつないで降りて行く。
男の子がつけていたは、今は貼る眼帯とも言われるらしい。
落葉
車内には、くしゃみを大きめの声でする人がいる。そして、その人は、またセキををする。
今日も車内はマスクをしている人がほとんどで、この光景はまだ変わらないと思う。
目的の駅について、降りて、駅の構内から出る。
道路のそばのイチョウの木は黄色くなって、もう散り始めて、枯れ木に近づいている。
他の木々も、紅葉というよりも、もう落葉が目立っている。
暗めの薄曇りで、寒いので、午前中なのに、夕方みたいな感じがする。
感染対策
北海道も死亡者が過去最悪なほど多いようなのだけど、まだ感染対策を強化しないらしい。
この傾向は、全国的なように思う。
まだ感染者も増えていくように思え、やっぱり怖い。
副反応
夕方は、いつもより遅めに用事が終わって、また朝降りた駅に向かう。
すでに暗くなってきていて、クリスマス用のイルミネーションがきれいに輝き始めている。
駅のそばの公衆電話で家に電話したのは、今日、妻がワクチン接種だったので、副反応が心配だったのだけど、呼び出し音が鳴って、はい、と出た声は元気そうで、よかった。
ちょっとホッとして、電車に乗る。
ニュース
ドアの上の小さな画面では、すぐにニュースが始まる。
ワールドカップ
駅に着いたら、ドアが開き、人が乗り込んでくる。
その最後にベビーカーを押した女性が乗ってこようとして、少し苦戦しそうになったら、ドアのそばの人が手助けしようとしていた。なんとか乗ってこれた。
ベビーカーの幼い女の子は元気で手足をよく動かしているが、駅に着くたびに、ドアにはさまれないように、母親と思われる若い女性と、おそらくは兄であるやっぱりまだ幼い男の子も、気にかけて、妹に優しく対応している。
ドアの上の小さい画面では、この期間だけの「W杯ニュース」も流れる。
昨日の夜中に録画してあったオランダの試合の結果を見てしまって、これから見る気力が微妙に衰えるのを感じる。
空はすっかり暗くなっている。
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