「現国」の授業で、ほめられた記憶の影響。
高校の時、授業中は、ほとんど寝ていた。
「現代国語」(今だと「現代文」かもしれない)と言われる授業は、他の生徒も、もっと受験で重要な科目の「内職」をする時間になっていたから、教師の声や言葉は、どこに届いていたのだろうか。その時は、そんなことはまったく思わなかったけれど、今は、教師の気持ちを想像することがある。
下を向く教師
2人の国語教師を覚えている。
一人は、下を向いて教科書を読み、何かコメントを付け加える。その作業を淡々と繰り返していた。
その声が、その言