読書感想 『52ヘルツのくじらたち』 町田そのこ 「孤独の果てにあるもの」
「本屋大賞」受賞作、と言われると、前は、気持ち的には避けていたのだけど、やっぱり、選ばれるだけの理由があるのかもと思うようになって、だけど、申し訳ないのだけど、自分が経済的に貧しいこともあり、購入する気持ちにまではなれず、図書館で予約した。
そこには、予約者の人数が掲示されるのだけど、三桁になっていて、11ヶ月待って、手元に届いた。
人気作家、というのは、こういうことだと改めて知った。
(※この先は、小説の内容にも触れています。未読の方で、何も情報を知らないまま読み