読書感想 『女の子の謎を解く』 三宅香帆 「視界が明るくなる批評」
どこかの本で引用されていて、とても気になったので、読みたくなった気持ちは覚えているのだけど、具体的に、何を知りたかったのは忘れてしまっていた。
そんな失礼な状況で、しかも申し訳ないのだけど、著者のことを知らないままだった。プロフィールでは1994年生まれだから、まだ20代のはずで、なんの事前情報もなく読み始めたのだけど、途中から、自分の視界が明るくなっているような気がしたのは、その書き方がとても明晰で、世界の見え方が少し変わったからだと思った。
『女の子の謎を解く』