読書感想 『うたうおばけ』 くどうれいん 「見えているのに見えていないこと」
くどうれいんは、1994年生まれだから、20代後半。
若いと思ってしまうのは、自分が歳をとったからで、自分自身が20代後半の時には、もうすぐ30だと焦っていた事を思い出す。
そうした切迫感を増大させてしまうのは、同世代の才能がある人たちで、だから、今の20代にとっては、くどうれいんのような存在は、強い共感と同時に、焦りも高めてしまうような人かもしれないと思った。
ラジオを聞いていて、とても文章がうまく、面白い、というストレートな評価を、熱を持って語っている人がいた