今年、3 RIVERS が取り組むこと
3 RIVERSは、スポーツや文化(アートやエンタメ)関連のプロジェクトに参画します。具体的には次のような取り組みです。
1)グロービス経営大学院との活動
社会人向けビジネススクールであるグロービス経営大学院の特別講座「スポーツ・マネジメント」と、スポーツ・ビジネスに関する「研究プロジェクト」を受け持ちます。
グロービスとの縁は古いのですが、スポーツに関して言えば、2008年の「あすか会議」で、「企業スポーツからスポーツ企業へ」というセッションに登壇したことが始まりでした。
グロービスの学生の中にもスポーツ業界への転職志す人は多いのですが、そこでネックになるのが給与水準の低さです。やりがいはあるけど、いざ現実を知ると転職に踏み切れないという人が多いのが実情です。もちろん、中には「お金よりもやりがいが大事」という人もいますが、やっぱりスポーツビジネスが「やりがい詐欺」になってはいけないと思います。
グロービス生といっしょに、スポーツ企業の収益性を上げるためのシナリオを構築したいと思います。スポーツ企業の給与水準を底上げできれば、今以上に優秀な人材を集めることができます。スポーツ業界が、ごく一般的な転職先の一つになることを目指します。
2)東京国際映画祭との活動
東京国際映画祭のマーケティング・アドバイザーとして、事業改革に取り組みます。東京国際映画祭は今年で36回目を迎えますが、カンヌ・ベルリン・ベネチアなどの映画祭と比べると、まだまだその存在感は小さいのが現状です。しかし、東京という国際都市の魅力、日本映画の豊かな伝統を考えると、東京国際映画祭のポテンシャルはもっと大きいはず。
私も昨年、東京国際映画祭に参加しました。そこで、北マケドニア、キルギス、カザフスタン、チュニジアなどの国々の作品を通し、東京にいながらにして「世界の今」を感じることができました。
東京国際映画祭は、世界の多様性と普遍性に気づく貴重な機会です。まずはこのことを足元東京の人々に伝え、この映画祭が東京の街の風物詩になるように育ててゆきたいと思います。
3)オリパラに関する情報発信
これまでオリパラに関わってきた身として、オリパラについて語ることは自分の義務だと感じています。特に「受託収賄」と「談合」の二つの問題については、組織委委員会が解散した今、当事者として語るスポークスパーソンが不在で、欠席裁判のような状況になっていることも問題だと思います。別に、オリパラを擁護するつもりはありません(実際、たくさんの問題を抱えています)が、少なくとも当事者の側にいた者として、今回の問題をどう考えるかについては私見を述べたいと思います。
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以上、当面は社員一人の会社なのでキャパオーバーが心配ですが、他にも何か意義を感じるプロジェクトとの出会いがあればどんどん取り組みます。
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