報道による印象操作の危険性について
6月18日、五輪談合事件(まだ結審したわけではないのでこの呼び方自体も印象操作になるのかもしれないが)の被告6社のうちの1社である電通の公判が東京地方裁判所で行われた。ちょうど東京都知事選が始まるタイミングだったせいか、メディアの報道はほとんどなく、私が知る限り翌日の朝刊紙面では読売と朝日が短い記事を掲載していただけだった。
見出しを読めば一目瞭然だが、読売と朝日では今回の公判の印象は大きく異なり、本文が短いだけによけいにその差が際立つ。また、読売も朝日も報道しなかった重要