8月25日 土壌分析とはなにか
土壌は、岩石の風化などの非生物的な作用と微生物や植物などの関わりによる生物的な作用が相まって、とてつもない長い時間をかけてつくられたものらしい。
昨年のことだが上記の写真のような分析をおこなってもらった。これはりんご園の分析結果である。
結果をみると、
リン酸、カルシウムが過剰で、マグネシウムが不足、カリウムは適正、マグネシウムとカルシウムのバランスが悪いので塩基バランスがやや崩れているとのことです。
※目標値は地方増進基本指針の改良目標を参考
ただ、そこまで大きくバランスが崩れているわけでもないので、今年は通常通り施肥しております。
問題はこちらです。
ぶどう畑の分析結果。あきらかに可給態リン酸が過剰です笑。ただ、ここのぶどう園のぶどうはまだ収穫しておらず、この結果がどれだけの影響を与えるのかがまだわからないので、今年はこのまま、普通に施肥を行い収穫まで来ました。マグネシウムが不足していますが、どちらかというとバランスが悪い方が影響がありそうなので、収穫後のぶどうをみながら、生育状況なども確認して、来年に活かせればと思います。
こんな分析結果でも、今年はもっとも良い結果が出ているので、バランスが良ければもっと良くなるのかと。
今年は収穫した果実も分析してもらう予定です。