スタイリストの七つ?道具
コンニチハ〜!FJALLRAVEN by 3NITY 新宿小田急ハルクの島田です。
今回は、スタイリストだった頃の仕事の七つ?道具をご紹介します。
スタイリストは、とにかく荷物が多いんです。
撮影現場では、何が起きるかわからないので、色々と対応できるように沢山の道具類を持って行きます。
なのでいつも大荷物。
いわゆるスタイリストバッグと言われる
大きな黒いナイロンバッグ2袋と、2,3泊用のキャリーケース。
多い時はこれにプラスα(アルファ)
ペルーのエケコ人形みたいになります(笑)
このキャリーケースの中に、七つ?道具が入ってます。
①アイロンとアイロン用のミトン
ミトンというのは、手のひらサイズのアイロン台で手袋のように付けて使います。
②ハサミ(紙切り用、糸切り用)
③粘着テープ類(ガムテープ、両面テープ、パーマセル等)
ガムテープは、靴の底張りに使います。靴の底張りというのは、借り物の靴の底を汚したり傷つけないようにガードすることです。
パーマセルとはつや消しの紙素材のテープで、色は、黒、白、アイボリーの3 色。粘着力はあるがノリが残らず、貼り直しがききます。
文字とか書込みできるので、モデルの立ち位置の目印に使ったり、透けないので見えては困るような文字やマークの上から貼って隠すなんてことにも使えます。
④目玉クリップ、ダブルクリップ類
クリップ類は、服のウエストなどが大きい時につまむのに使います。
目玉クリップ(写真左)は、特に厚地のコートやジャケットの時に使用。
⑤衣類用ホコリ取りのコロコロ
⑥マジック(黒、赤)
⑦輪ゴム
シャツの袖が長すぎる時にアームバンドのように使ったりします。
⑧安全ピン
服のサイズが大きい時につまんでとめたり、風で羽織っているカーディガンなどの前がはだけないようにするのに使っています。
⑨うちわ又は扇子(最近は、ポータブル扇風機)
これは、基本はモデルさんの暑さ対策。時には、スカートの裾を揺らしたい時にも使います。
⑩靴の中敷
中敷は当然サイズ調整用ですが、他にヒールタイプの物も使っています。ヒールタイプのは、パンツの丈を少し短く見せたい時に靴の中に入れてモデルの足を長くします。
あれ?七つじゃないですね〜(汗)
…まだまだ沢山あります!
挙げるとキリがないです。
時々街中で、凄い大きな荷物を持ったオシャレな人を見かけたら、もしかしたらスタイリストかもしれませんよ。
私は若い頃、この大荷物を持って、渋谷のスクランブル交差点を歩いていたら家出してきた子と間違われて、交番に連れて行かれた(笑)
この時成人してたのに、童顔でほぼノーメイクのためか
未成年だと思われたらしい…
キャンプや登山にも
七つ道具ってありますよね。
それぞれなくてはならない物ってありますね。
そしてそれは、時にアクシデントから身を守ったりすることも。
今の仕事場でも
七つ道具、あるなぁ〜
皆さんの七つ道具は、どんなのですか?
FJALLRAVEN by 3NITY 新宿小田急ハルク 島田でした