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「事実婚」みたいな「事実カップル」という関係があってもいいのでは?

おはようございます。

こちらは12月前の記事を一部修正して書き起こしました。

今回は技術的なところはかけ離れた個人的な話をします。ぶっちゃけドン引きする内容かもしれないです。

今までの自分の恋愛概要


二十歳以降付き合っては別れてを繰り返している一方、どこかで彼氏がいるというステータスにこだわってしまっていたダサい自分、そして、付き合うということはどうしても最終的には結婚or別れるいうことが一般的で、別れるのが嫌だから結婚したい、という考え方だった。

特に、妹が結婚した2018年から2020年前半までらよりその願望が強くなっていた。(2020年前半までと言っている理由は後ほど話します。)20代後半というのもある意味結婚を焦らす要因だった。

だから結婚相手を探すという意味でも二十歳以降、こんな私だが、別れてから次の相手ができるまでの間は全員半年以内だった。つまり断続的に相手が居続けた状況になる。でも恋活や婚活をしていたわけではないのでマッチングサイト経由で出会ったのは一度もない。(マッチングサイトは怖い思いをしたことがあり使うのがトラウマである)

でもよく考えたら、私みたいな人間が結婚できる器もないし、結婚することで様々な価値観の押し付けと責任が伴うというのが私の生き方を阻害することに気づいた。そもそも10代の頃は一生結婚しないとまで言っていたくらいだ。(モテなかったから捻くれてたのもあったが)

でも、ずっと死ぬ時にそばにいてくれるような存在はいてほしいと思っていた。


これが本音ではある。

結婚はしたくないけど、死ぬ時駆けつけてくれるような存在、そういう人がいて欲しいなとは思っていた。

孤独死が当たり前になりつつ世間ではあるが、やはり1人で誰にも知られずに死ぬのは嫌だなあって思っていた。

死ぬ直前見た光景が、誰かが手を握ってくれる、それが家族以外の誰かでいて欲しいなという願望があった。

結婚はおろか彼氏も作らない方がいいなと思った理由


実は私、半年ほど付き合った彼氏と別れた。でもさほど傷付いてはいない。

というのもこの付き合いである意味自分のこれまでの恋愛観、結婚観を見直す事ができたからだ。

実は、この彼氏とは元々は身体目的であった彼氏と別れたかったからその口実のため、あとは普通に彼氏が欲しかったから付き合ったのはある。(薄々気付かれていたかもしれないが、彼の初彼女がこんなんでごめん、という気持ちでいっぱいだ)

でも、やはり彼氏彼女だから電話できる時はしなきゃ、デートもできるだけしなきゃ、そして私の場合はペアリングも魔除けの意味でつけたいっていうのがあったから無理に要望をした。この時点で彼女だからこうでなきゃいけない、しかも向こうは初彼女だから尚更お手本見せてあげなきゃ、くらいの勢いだった。だから自分の時間を割きながらも尽くし、そして背伸びをしていた。

最初はできるだけ頑張った。だけど、私の病気のこと、失職のこと、お金のこと、SNS監視されてはLINEで言われること、家族からは悪い評判だって言われたこと、など、あげたらキリがないが、たくさん私のことをなじられることを言われ(当人は自覚していないかもだが)、ある日を境にもう私という領域に入ってこないでください、というレベルにまで落ち込んだ。その時期がちょうどセルフネグレクトの時期とかぶっていた。(2020年7月くらいから)

その時スパッと別れられればよかったのだが、別れられなかった理由があった。それは金を援助してもらっていたからだ。働けていなかった自分に援助をしてくれていたからだ。その弱み?があったから、金貰っておきながら別れるなんて都合が良すぎるなと思って別れられなかった。別れるにしてもちゃんともらったお金を返してから別れようと思っていた。

セルフネグレクトになっていた時、色々考えていた。今までの自分は恋愛中心に人生が回りすぎてて自分のことを蔑ろにしていた。だから、相手に何もできなくなった時、もしくは失った時、生きる気力がなくなってしまうのだと。そして死んでしまおうって思っていた。

そして祖父の死をきっかけにセルフネグレクトから少し立ち直ることができた。その時に、「私は誰かのために尽くすのは好きだけど、自分らしく生きて、祖母が元気なうちに元気になった!ってちゃんと言えるようにしたい、そのためにも自立したい!」と思うようになった。だから、まずは自分のしたいことに向き合って、そこから再スタートしよう、と思った。

この時に別れようと考えたが、初彼女ということもあり、下手に恨み買われたらやだなと思い、自然消滅、もしくは向こうから別れを切り出すのを待つことにした。

この時に両親に相談した。そしたら父親から「そんな男なんだから、勉強代と思って払わせておけばいい。お前はまずお前を見直せ。気にするな。」と言われて少しホッとした。

そしてセルフネグレクトからずっと連絡していなかったが、ある日突然電話がかかってきた。知らない番号だけど出た。そしたら彼氏だった。(電話帳に登録していなかっただけ)

出てしまったし、特段話すこともないので、(あっても障害者施設に入っていたので理解してもらえないだろうし)、一言「別れてください。」と言った。向こうはもう勘づいていた様子で「分かった。」と答えてくれた。そして「君は最低だったよ!」って言われた。

まあ最低と言われても無理はないだろう。自分のメンタル不安で失職をし、職も選ばず探していて挙げ句の果てにコロナ禍の影響もあり見つからず、金銭的に問題があり、金銭的援助も受けながら、向こうの会いたいという要望には答えず連絡もしなかった。

でもこんな立場で反論するのも烏滸がましいが、相手が正直すぎる性格だったのもある。私は様々な複雑な事情を抱えており、世間に全公開したら何言われるか分からないレベルである。だから、「彼女ってどんな人?」って言われても「元気な人!」くらいで濁して欲しかった。

だけど、いちいち病気のことなど様々な事情を丁寧に聞かれる人々に丁寧に答えて、そして様々な批判を喰らい、それを私に伝える、と。正直とても辛かった。

「結婚相手としては君以外考えられない。」というくらいなら、もう少し私を守る発言をして欲しかった。だけど、「職業柄正直に答えないと気が済まない」などと言い訳したのも腑に落ちなかった。

あとは、デート代を一切支払わせてくれなかったことだ。そして、デートの計画も向こうがやっていた。デート代出してもらっている以上文句は言えないが、今まで自分の行きたいところを言っては実際に自分もお金を出して行っていた自分にとって、このような立場が辛かった。つまり対等でない立場だったということだ。

女なんだから男に存分に甘えてもいいじゃんっていう意見もあるが、彼の場合、デート先の選ぶ基準がdポイントが貯まるかどうかというのも嫌だった。(場所が限られるし、おごると言っておきながらケチってるような感じが自分の中で腑に落ちなかった)

あとは初彼女ができたからと付き合ってわずか2ヶ月で彼の実家にお邪魔することになったことだ。それも4泊5日である。正直とても苦痛だった。自分は人並みに食べられないから料理を折角出してもらっても食べられなかったらどうしようっていう恐怖と毎日戦っていた。(所謂会食恐怖症ってやつ) それなのに、彼が「彼女は全然食べられないから。」といちいち伝えて虫のいどころが悪かった。それと、ご家族からはリビングで寛いでいいんだよって言われたけど、当時の自分は殻に篭りきりだったので心を許した人以外と過ごすことが苦痛でならなかったのでなるべく彼の部屋に引きこもっていた。それが心証良くなかったらしく、彼から言われた。

この時心底、親族同士の付き合いのめんどくささを感じた。実は私の父親の父親(つまり祖父)は毒親で問題児だった。父親はそんな祖父が嫌で縁を切ったのだが、父方の親族からは「奥さん(私の母)と付き合ったからおかしくなったのよ!」などと言われ、母親はいじめられていたらしい。そう言った経緯もあって、結婚するにしても親族同士の付き合いは避けたいと思っていたが、この泊まりでこの勢いだと親族同士の付き合いは避けられないし、なんだったら既に印象もよくないし、結婚めんどくせえ!ってはっきり再自覚した。

あとは、これらをひっくるめて彼氏に求めすぎた部分がある。これは自分の病気しかり、金銭的な価値観しかり、性行為しかりである。でもやはり彼はずっと健康でいたので二次障害でうつもある発達障害である私の苦しみがわかるはずなかったのである。これは歴代長く付き合ってきた彼氏も同様である。理解してくれるどころか、弱みにつけ込まれたり、そんな私を見てられなくて浮気に走られたこともあった。

彼氏に求めすぎてしまう、彼氏につい背伸びしてしまう、というところも含めて、自分は恋愛そのものが向いていないのでは、ということに気づいた。本能のまま行きすぎて自分を捨てている感じだった。

だから、自分を捨てるくらいなら恋愛も結婚もやめたほうがいいと思ってしまった。

だけどやはり全部許せる人がいて欲しいなとは思った。


もちろん自立するのが1番ではあるが、やはり自分の全てを話して、なんだったら相手も話してくれて、お互いに信頼し合うし、お互いの人生を応援する。遊びに行くときは一緒に行って、デート気分を味わう。身体も重ねたいときは重ねる…。

でも、連絡は必要なとき以外取らないし、束縛もしない。一緒にも住まない。お互いだれといても構わない。もしも、自分以上のいい人が現れたら少し寂しいけど応援はする。けど基本的には別れるという概念もなく付き合うという概念もない。つまり、続けられるなら一生関係を続けられるということになる。だから死ぬ間際駆けつけてくれるかもしれない。

そんなソウルメイト的な関係の人が欲しいなって思っていた。

ただこの関係ってなんなんだろうって感じである。セフレと言われればそうなってしまうかもしれないが、断固違うといえるほど心の許せる関係でいたいと思っていた。

そんな時に、「事実カップル」という言葉を知った。

「事実カップル」こそ最高の求めていた関係


詳しくは以下のリンクを参考にして欲しい。


賛否両論はあるだろうが、これこそが私の求めていた関係だ!こういう関係がもっと浸透してもいいのでは、と思った。

ただ、誰かに恋愛事情を突っ込まれた時どう答えればいいんだろうとは思う。彼氏とは違うしセフレでもない。何でも許せる大事な友達や親友というのがベスト解かなと個人的には思った。

以上です。


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