雛人形と梅
妻が姉妹から引き継いで飾っている、雛人形です。
昭和10年代のもので女雛はうりざね顔で天冠をかぶっています。
「ひな祭りが終わると片づける」と言うので、3月3日に写真を撮りました。
翌日、大阪城の梅を撮っていると着物姿の夫婦からカメラのシャッターを押して欲しいと頼まれました。
その女性の顔はうりざね顔の黒髪が美しい女性でした。
お互い軽く会釈し、夫婦は他の梅を観賞しながら談笑しています。
そして夫婦は前方の紅梅を観賞している女性に手を振っている様に見えました。
その女性は中之島美術館で見た女性でした。
夫婦と会釈後に私にも気付いて会釈したようにも見えましたが、何故か私の方が遠慮して目を逸らしてしまったことを後悔しています。
梅を撮影していると、雲が張り出し、雨が降りそうな空模様になりました。
家までは自転車で1時間位掛かりますので、雨に合うだろうと覚悟していましたが無事家にたどり着きました。
家でパソコンを見ると昨日のお雛様の背景に梅が写っていました。
女雛はその女性の顔に似ているようです。
撮影雑記)
金屏風に白梅を重ねる時は金屏風に光が当たり過ぎると梅が白飛びします。
紅梅とリップの写真は多重露出撮影の比較暗合成で撮影。