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Picayune Dreams実績コンプした

 先日、Steamにて購入したゲーム"Picayune Dreams"の実績コンプできたので色々と書く。

1.ゲーム概要

 ツインスティックシューター+ヴァンサバライクのローグライト+ゆめにっきライクのADVパート

 本家と比較してボリュームこそ少ないがその分シンプルにまとまっている。SFチックなデザインやUIも個人的に好印象だった。また途中に挟まるADVパートも一見何もなさそうに見えて所々不気味な部分があるなど進めていて楽しめた。

 ストーリーに関してはあまり真面目に読んでおらず半分ぐらいしか把握できていないのでノーコメント。気になる人は是非買って自分で読んでみてほしい。

あと言われてるほど弾幕はしてない。一番弾が多い場面でも自身に向かって撃たれるわけではない無駄が非常に多いので実際にはせいぜいデススマのLv1~2前半戦ぐらい

2.面白かった点

・際限なく強化される武装

 本作の武装にはレベル上限が無い。そのため発射される弾数、サイズ、飛距離、スピードその他が際限なく強化される。

この貧弱な武装が
こうなって
こうなる。画像だけだと微妙に分かりづらい。

 流石に長いことアップデートが繰り返されてきた本家と比較してしまうと武装の種類こそ少ないが、際限なく強化されるお陰でどの武装のどんな組み合わせでも広範囲を薙ぎ倒す派手な武装に化けるのは繰り返し遊んでいて面白い。

・数々の便利機能

 武装の数が最大の状態でレベルアップすると自動的かつランダムに強化してくれる機能やワンボタンで切り替え可能な倍速機能などの機能がデフォルトで使用可能なため、遊んでいてストレスが非常に少なかった。
 アップグレード自体は本家同様マウスカーソルで強化したい武装を選択するだけではあるが、本作はある程度慣れてくると一度に数十レベル上昇する事も珍しくない。その度にいちいち操作していては結構なストレスになっていた事だろう。ランダムで強化される都合上そこまで強くない武装が選ばれてしまう事もあるので手動で毎回選んだ方が安全な事には変わりない、しかし実績を埋めるための消化試合や放置プレイの際は大変役に立った。
 倍速機能も同様で、1プレイあたりの時間が長くなりがちな本作において実績埋めの消化試合や放置プレイの際に大変役立った。調子に乗って倍速のまま進めていたらエイムがガバガバになり逃げ道確保出来ず敵に囲まれて死ぬのはご愛嬌。ちなみに倍速機能を使うと画面全体がネオンカラーのような色になる。こんな色で画面全体が点滅したりするもんだから非常に目に悪い。頭にも悪い。最高。本ゲームを遊ぶ際はちゃんと部屋を明るくして画面から離れて遊びましょう。

・その他面白かった要素

・クレイアニメのようなシュールで不気味な敵デザイン
 本家のようなファンタジーなデザインともSFチックな機械あるいはエイリアンとも異なるデザイン。見ていて楽しい。

・与えたダメージがそのまま経験値アイテムになる
 例えば100ダメージ与えた場合、100ポイントの経験値になる…とだけ書くとありきたりだが、面白いのが本作のダメージ表示はそのまま画面に残り続け、そのダメージ表示が経験値アイテムとなっている。

・武装の解説がプログラミング言語風に記述
強化される項目だけ箇条書きした方が分かりやすいだろうと思わなくもないが、これはまぁこれで個性があって良いと思う。

それはそれとして…コメントはちゃんと書け。かと言って処理に関係しないコメントは絶対に書くなよ?
変数や関数の説明は一切書かねーくせに1行…いやアルファベット1文字訂正する度にいちいち修正内容と元ソースと諸々の10行近いコメント追加、挙句レビューの議事録みたいなモノをソース内に記載するせいで全ステップの6割がコメントに及ぶ見事な緑化計画を成し遂げた某社てめーだよてめー。
/*20xx/xx/xx レビューで指摘されたので修正*/じゃあないんだよそんなコメント書くな。せめて何故指摘されたか、何が問題でどのように修正したのかを書け。

・合間合間に挟まれるADVパート

3.強いて難点を挙げるならば

 際限なく強化される故の派手さと様々な便利機能により終始楽しめた本作だが、強いて難点を挙げるならば永続強化要素であるスキルポイントの取得に必要な経験値が非常に少なく、カンストが容易だった点だろうか。ゲームにある程度慣れてくると一瞬で画面を埋め尽くす大量の敵をこちらも一瞬で蹂躙することが可能になり、莫大な経験値を得られる。しかしスキルポイント上限が低いためすぐカンストしてしまい、経験値の大半は無駄になってしまう。なんとも勿体ない。この莫大な経験値が無駄にならない要素があればよかった…かもしれない。

4.実績についてメモ

 全100個ある実績の大半はゲームを普通に遊んでいれば自然と解除されるが、一部条件が難しかったり意識していないと解除できないものがある。

Deja Vu
Into The Unknow
Conqueror of the Abyss
条件:Mortalityを一定値(上から30、40、50)まで到達させる
解説:1周で25貯まるため、最終ボス撃破後に終了せず2周すれば解除

・Bleed
・Bullet
・Enlarge
・Reach
・Speed

条件:ステータスが200%以上の状態でゲームクリア
解説:実績解除に必要なステータスは上から順にVitality、Projectile Speed、Attack Size、Pickup Size、Speed。1周で満たす必要はなく、2周目以降で満たした場合でも解除可能。2周目以降であれば200%を超えた時点でリタイアすればOK。

・Armed
条件:最大ボムストック数が10以上の状態でゲームクリア
解説:スキルポイントでScavenger(ボス撃破時に最大ボムストック+1)を取得し、ひたすら2周目3周目と繰り返せばOK。ドリルの中にはボムストック数を増やすものもあるので運よく拾えれば時短ができる。

・Hardbinger
条件:1ボス(rabbit)の頭を画面内に残したまま最終ボスへ到達
解説:1ボス撃破に浮かんでいる頭部パーツは放っておくと画面外へと飛んで行ってしまうが、キャラクターが接触すると受け止めたり飛ぶ方向を変えたりできる。それを利用して次のステージへと運び、見失わないまま最終ボスへ到達すれば解除。一見難しそうだが画面外に消えてもある程度は残る(らしい)上、本ゲームも本家同様一通り武装が揃えばあとは動かなくて良くなるため、ボス戦の際だけ注意しておけば大丈夫。

・Snake
条件:2ボス(worm)を分離させずに撃破
解説:お勧めはStunを与えられる武装やスキルとParasiteの組み合わせ。開幕と同時にボスの先頭にParasiteをヒットさせると先頭を破壊→最寄りの敵(=次のパーツ)をサーチ→破壊したら次のパーツへ…と繰り返してくれるため成功率が増す。また、正面への手数と火力が揃っていればボスの先頭を攻撃→スタンで動きを止め、その間に先頭破壊→次のパーツへ…という風に破壊することも可能。

・Vlambeer
条件:R.I.P.
解説:オプション画面でScreen Shake(画面揺れ)とHit Flashes(点滅の強さ)のを2に設定。目が死ぬ。

・I’m in!
条件:デバッグモードを開放する
解説:タイトル画面で tab + F1

・Instance_destroy(obj_boss_ghost);
条件:ghostを撃破する
解説:画像の左上のようなアイコンのあるステージに進み、触れると即死する謎の顔に回復アイテムを食わせる

左上のステージアイコンのように不気味な顔が映っているのが目印

・Instance_destroy(obj_boss_yuki);
条件:yukiを撃破する
解説:時折出現する下記画像のような石像(ganbler)にChain Bomb(赤いポーションみたいな攻撃アイテム)を当てる。

・Well Rested
条件:トゥルーエンドに到達する
解説:トゥルーエンドの条件はボス4体を無被弾で撃破しゲームクリア。道中とラスボスは被弾してもOK。ボスを無被弾で撃破すると"FLAWLESS!"というポップが表示される。

・Flawless
条件:敵、ボス、弾に被弾せずゲームをクリア
解説:ボスだけでなく道中および最終ボスも無被弾で抜ける。装備が揃わない序盤が一番難しい。序盤はとにかく何でも良いから武装を増やして火力確保を最優先。またHP消費でボムが使えるスキルを取得し、少しでも危ないと思ったら惜しみなくボムを使って切り抜ける。ステージによっては弾を撃ってくる危険な敵もいるのでそれらを引かないように注意。

参考までに、実績解除出来た際のステータス画面を掲載する。

武装のメモ
・UltraBusterで正面火力を上げ、逃げ道を確保
・Angel Wingで敵を吹き飛ばす。そもそも近づかせない。
・SlimeSpikeで接近する敵から身を守る
・Leg Saw、Shinobi Equipment、Injectionで範囲火力を補強
・ParasiteとHunter Bowで対ボス火力を増強し、短期決戦を狙う
・Digiwatchで各種武装のクールダウン短縮
・移動速度とスタンはあると便利、例えば難所の3ボスを斜めに逃げるだけで倒せるようになる

各ボスのメモ
・1ボス、2ボス…
特筆すべき点は無いが、油断したり欲張ったりして被弾しないようにだけ注意

・3ボス…前述のとおり移動速度とスタンを確保すると斜めに逃げつつボスに向かって弾を撃つだけで倒せる。確保できていない場合は十字の弾に気を取られてボスの突進を食らわないように注意

・4ボス…ボスを画面外にスクロールアウトさせると弾を撃ち続けながら突然プレイヤーの目の前にワープしてくるため非常に危険。なるべく距離はとりつつ、しかしスクロールアウトしない距離を保つ。

・最終ボス…ここまで来たらあとは弾が飛んで来るたびに惜しまずボムを使って安全に進める。第二形態の2波目は画面端ではなくボスから弾が発生するので忘れないように。

ちなみにこれはトゥルーエンドも同様だが、オートボムは被弾扱いなので無効。アイテム取得時の無敵時間はセーフ。回避は試したことないので知らない。

5.終わりに

 本家の人気にあやかって粗製乱造されたモノの一つかと思っていたがそんな事は全くなく、良い意味で期待を裏切られた。"圧倒的に好評"というのも頷ける。

ちなみに最後のボーカルはGUMIらしい。

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