最終周の楽しみ
2年ほど続けているウォーキング。
自宅周辺を歩いていたところ嫌なことに遭遇して中断したり、気合いを入れすぎては挫折するなどの紆余曲折を経て、自分なりの心地よいウォーキング方法を見つけてから3ヶ月経った。
どんな方法か…についても記したいことはたくさんあるのだけれど、それはまた今度。
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私には休みの日になると歩きたくなる公園がいくつかある。
歩きながら聴こえてくる音がおもしろい公園。
園内のある場所から見える、夕暮れの風景が気に入っている公園。
そして好きな植物がたくさんある公園。
最近通いつめているのは好きな植物がたくさんある公園だ。
そこは大きな公園で、平坦な道もあれば坂道もあり、どんな風に歩くかは人それぞれ。
私は決まったコースを、ほぼ左回りに歩いている。
私の足で1周約2,000歩、何周するかはその日の気分。
この周でウォーキングはおしまい!!の次の周を、クールダウンも兼ねて最終周と決めている。
最終周は息を整えながらゆっくり歩きつつ、実は植物観察に勤しんでいる。
この植物観察が楽しくて、その公園を訪れる本当の目的は最終周の植物観察なのでは??と自分でも気づき始めていることは内緒。
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先日も不思議な木の実を発見した。
小さいドリアンのようなその実を勝手に“子ドリアン”と呼び、帰宅後調べてみると…。
スズカケノキの実だと分かった。
スズカケノキとはプラタナスの一種とのことで、要するに子ドリアンはプラタナスの実だったのだ。
プラタナスという言葉は小説や歌詞で目にすることも多く、とても好きな響きだった。
あなたプラタナスだったの!?と急に子ドリアンが愛しく感じた。
次回は樹木にもごあいさつせねば。
子ドリアン公園には、まだまだ通うことになりそうだ。
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