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小さな反抗

ご飯できたと言っても食卓に来ない

早くお風呂に入りなさいと言っても返事をしながら動かない

やりなさいと言われたことをもたもたダラダラやる。

親が頑張って料理してくれたご飯にケチをつける

好き嫌いする

どれも実は反抗心であり復讐心。

親の労力をまるでわかっていない

視野の狭さが為せる反抗心であり復讐心なのだ。

それなのに、親には子どもの自分の完璧を押し付ける

怒らないで

いつもニコニコしていて

優しく話を聞いて

ダメって否定しないでって。

私は親が厳しくて

反抗期なんてなかったと思っていたけど

正確には、

親が厳しいと言うことにしておきたかったのだ。

そうじゃないと私は悲劇のヒロインになれないから。

こんな小さな反抗、一方的な復讐劇を何年も繰り返していた

ネチネチとしていてタチが悪い。

親だってチリも積もればそりゃ厳しくもなる。

親が笑えなくなることばかりしていたのに

お母さんには笑っていて欲しいなんて

よく言ったものだ。

子どもたちの小さな反抗、復讐心に心底腹が立ち

そして我が身を振り返って反省した。

お母さんは生身の人間だという事を忘れてはいけない。

子どもの未来のためにも。


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