生命《いのち》の理由
神様はなんのために僕らに命を与えた?
なんのために限りある命なのか
人の死に出会う度
儚さ切なさを味わう
何度絶望にあえばいいの
神様はいつだって答えはくれない
なんのためにそうあるのか
いつか答えはあるの
いつかわかるときがくるの
だとしたなら――
限りある命を生き
限りある命を生きた
死を悼むために、命はあるのだろう
いつだって僕らは
その日を無我夢中に走り
理不尽な世界に咆哮し
懸命に生きた
ならいいじゃないか
答えはもうなくていい
『ありがとう』
すべての同胞に祈りを捧げよう