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阪神淡路大震災後の三宮一貫楼⑨

木曜は仕事(三宮一貫楼)ネタ

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衝撃のメインバンク、なみはや銀行の破綻

当時まだ融資残高12億円ほどあったと思います。

さて、この残債はどのようになるのでしょうか。

銀行って破綻となっても、すなわち営業停止ではなく当座は営業するのです。

その間、金融庁から指名された金融整理管財人が破綻銀行の暫定的な維持管理をしつつ救済金融機関への営業譲渡の舵取りを行なっていく流れです。

この当時のわれわれの目標としては、なみはや破綻後の受け皿行(救済金融機関)とされていた旧大和銀行に引き受けてもらうこと。
※その時は本気でそう思ってましたが、これは叶わない夢というのは今なら解ります。

担当の営業さんもわれわれの業績が上向いていることは受け皿の方にも報告するし、好意的に捉えてくれているというような言葉もかけてもらっていたので、すんなり大和銀行がうちの債権を引き継いてくれるものと思ってました。#安いなぐさめとはこのこと

では受け皿行が引き受けない債権はどのような扱いになるのか??

それは

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