死体時代少女時代

手首から涙を流して自分を殺した。私が私じゃなくなる前に私を愛してね
愛するとかアイスるとかよくわかんないけどもう全部辞めたいの。
少女時代をお金に変えて愛された気になって満たされた

8月の夜に初めて全てを売った。心を売ってあなたの理想になってあげるって言ってあげた
ねえ別に全部どうでもいいの、自分なんて居ないもんね空っぽだもんね。
Q.死なないでって他人には言えるのになんで自分には言えないの?A.自分のことを好きになれてないから

太陽光に晒されてドロリと溶けたファンデーション、首に赤い輪っかを作って早く誰にもみられないところに行きたかった。
理想になれないなら死んでね、階段を踏み外したように人生の全てがミスで後ちょっとで他人を救たのに死んだ人生。

君はいいねえ、だって好かれてるもんね、愛されてるもんね、ねえおかしいことおもっちゃった、私が勝手に思ってる事だね。
愛されてれば愛されてるほど死んだ瞬間に呪いにかけられる。
君の人生もわたしの人生もきっと死んだ他人に使う人生だよ。

お金に変えてもう死骸になった体を他人に使わせる。私が生きてないならそんなの私を使った自慰行為と同じだね。こんなのってないね、私市街に住みたいな、最後は誰にも見られずに死んできたいの。

みんなが私に期待する度にくるしくて、神様じゃないし死んだら死なれるほどの存在でもなくて、怖いの、怖い、こわい、たすけて。

ねえ肉の塊に何を求めてんの?私はくさった肉の塊。救われてるとかいみわかんない、あなたが望むなら、君が望むなら、望んでる言葉をあげる、君の理想の人間になってあげる。
いらなくなったら生ゴミにだしてね。外に出してね。

どれだけやっても私個人なんて見られない、みんなそっか。
死んだら人生の苦しいとこだけが額縁に飾られて見られる人生、ブスでも死ねば見られるんだって気付いてから幸せになれたの。自殺でも他殺でもなんでもいいや、生きてる限り私を見てるやつなんか居ない、見られない、未来が見えない、見えない。

呪いみたいに言葉が反芻していて狂いそうになるけど見せてあげない、君の前では理想でいたいから、神様でいてあげるよ。
死体になった私をみて興奮したおっさん共が私を見て自慰行為をする。無責任で気持ちの悪い好意、キスしたいとか君の本音が知りたいとかきみのほんとのすがたがみたいとか意味わかんないから二度と口に出さないでね

お金が途切れば、私の少女時代が終われば私は生ゴミに出される、知ってる。

あーあ18歳になりたくなかった私、17歳で自殺してあいつ死んだん?笑とかちょっとウワサされるくらいの存在になりたかった。
電子的な自殺はいくらでもしてるのに、どうして未だに生きてるのかな、私がもうわからないの、見つけられないの、自分のことを見つけられない。
何枚も印刷されたお札みたいに自分のことがもうわからなくて、言葉に出せないからもう喋るの辞めちゃった。

ねえあのね、誰でもいいから私をみつけて救って、嘘、あなたに見つけて欲しいし救われたい。


なーんてね!全部うそ!!って言ってみるね。
全部おしまいになった瞬間にあなただけに私の全部見せてあげる、それまではまだこの地獄で一緒にいようね。20:31

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