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800字を書く力 小論文もエッセイもこれが基本!
2021.02.12 No.29「800字を書く力 小論文もエッセイもこれが基本!」
鈴木信一著作「800字を書く力 小論文もエッセイもこれが基本!」を読みました。
この本はとあるシェア会に参加した際にシェアしていただいた本で、面白そうだったので読むことにしました!
自分の読解力のなさを痛感
本書には、読解力チェックということで演習問題が載っていたのですが、ほとんど間違えてしまいました…
学生時代国語が苦手だったのはやっぱり自分の読解力がないせいだったんだということを10年越しに痛感しました。
個人的には、文章を読むということには2つの面があるということが深く納得できました。
1つは、「文と文の関係性は1つ」ということで、文章に書かれている解釈は1通りしかないということ。
もう1つは、「文章から自分のことに照らし合わせて考えると人それぞれ感じ方が違う」ということ。
「国語の答えは1つじゃない」といわれることもありますが、本書では「後者は人によって何通りもあるが、前者は必ず1つになる。前者の内容しか国語の問題では出題しない」ということが主張されていました。
そういった解説を始めて読んだので、「そうだったんだ!」と腑に落ちた感覚がありました。
じっくり読むことが大事
ということで、「読書」は文と文の繋がりをじっくり味わいながら読むことが大事ということを学びました。
今までの自分はさらーっと読んで、わからないことは自分なりの解釈を加えて読んでいたように思います。
理想の読書はそういう読み方ではなく、
・疑問を持ちながら読む(わからないことがあったらわからないと感じたことを覚えておく)
・いずれ疑問やわからないことを答えている文章が出てくるのでそれを待ち構える
という読み方なのだということがわかりました。
書くことと読むことは繋がっている
本書の題名は「800字書く力」ということで、書くことが書かれているのではないかと疑問に感じた方もいらっしゃると思います。
しかし、本書では「書くことと読むことは繋がっている」と書かれていました。
読むときは「自分だったらどう書くかな?」と予想しながら読むことで「読む」という行為がより面白くなること。
書くときは「読む人の立場で足りない情報はなんだろう?」と考えながら書くことが大事。
ということで「書く」ことと「読む」ことが繋がっているため、本書では「読む」ことに関することも詳しく解説されていました。
もっとちゃんと読めるようになりたい
今回、本書を読んだことで自分の読み方がかなり甘かったんだなーということがわかりました。
やっぱり読むからにはきちんと読みたい!ので、今後は
・疑問を持ちながら読む
・わからない場合は一旦立ち止まる
ということを意識しながら読書していきます!