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なぜ作るのか 想像力を働かせる エンジニア歴23年のベテランエンジニアが考えるwin-winの関係~社員インタビュー#5

今回は、エンジニア歴23年、ベテランエンジニアへのインタビューです。

昔と今を比較し、エンジニアを取り巻く環境や学び方の違い、仕事のやりがいやトリプルアイズが他社と異なると感じる点など伺いました。

メンバーの士気が高く、モチベーションが継続される企業風土がなぜあるのかなど、その背景についても語っていただきました!

ぜひご一読ください!


―トリプルアイズへ入社された経緯を教えてください

2016 年12 月に入社しました。前職はシステム開発会社でエンジニアをしていました。当時在籍していた会社の経営方針が保守的で、会社の将来性に不安を抱えていたときにトリプルアイズに出会いました。トリプルアイズは「日本でまだ誰もやっていない技術にチャレンジしよう!」と福原前社長が先頭に立ち、リスクを冒しながらも最先端の技術力を持つ会社を目指していました。さらに積極的に新卒を採用し、若い社員へもどんどんチャンスを与えており前向きな印象を受けました。この若くチャレンジングな会社で新たなキャリアを築きたいと思い転職を決意しました。

―エンジニアになるまでの経緯は?

少年時代の夢がゲームプログラマーでした。その夢を叶えるべく、ゲーム系専門学校を卒業、その後ゲーム制作会社に就職したのですが、結論から言うとゲームはつくるよりも遊ぶ方が向いていました(笑) ひと言で言えばブラックな仕事でした。私のエンジニア歴は23 年になります。23 年前は労働環境も今とは異なり、多い時は月700 時間働いていました。朝6 時に退勤と出勤を同時に打刻するような働き方です。頭は回らないけれど手だけ動かす、そんな状態だったと思います。ゲーム会社退職後は、プログラミングの経験を生かしてシステム開発系の会社に転職しました。途中、会社が倒産するという経験もしました(笑) その後もエンジニアとしてのキャリアを積み続け、今に至ります。現在はお客様先で、大手食品企業の営業成績を評価するための社内システム構築案件を担当しています。これまでに大手コンビニエンスストアのバックヤードのシステム開発案件なども担当しました。内部で動いているシステムの開発は注目を集める機会は多くないですが、お客
様とのかかわりを通して喜んでいただけることにやりがいを感じます。

―23 年のエンジニア歴。昔と今を比較するとどんな違いがありますか?

エンジニア職といえば、昔は専門性が重視されていました。かつてのエンジニアは「私はこの技術が得意です」と看板を掲げ、専門性を武器に仕事を獲得するような風潮もあり、属人性の高い仕事でした。そのためライバルとの差別化が図りやすかったように思います。一方、今は知識を習得するまでの敷居が低くなり、誰もがエンジニア職に挑戦しやすい時代に入っています。スタートしやすい分、ライバルが多い状況です。学び方も大きく変わりました。かつては言語を習得するのも、疑問解消も、すべて紙の本を頼りにしていました。よく書店へ通い必要な知識をインプットし、移動中にメモを読み返していましたね。それが今ではネット検索ひとつで簡単に情報が手に入ります。さらにはYouTube などを通して無料で学ぶことができたり、自宅でテスト環境を作ることもできるようになったりと、明らかに環境が整っています。

―仕事を通してやりがいを感じたこと、逆に大変だったことは?

大変だったのは、先述したゲーム会社での働き方です。20 代でその経験をしたのでストレス耐性がついたのか、ほとんどのことでは動じなくなりました(笑)やりがいを感じるのは私の場合、お客様に満足感を感じていただくことです。一つの案件が終わっても次も一緒に働きたい、必要だから引き留めようと思ってもらえる人材になることを意識しています。そのためにはお客様との密なコミュニケーションが欠かせません。例えばある案件の依頼に対して、「ただ作る」のではなく「なぜ作るのか」という視点からヒアリングをします。「このサービスを使って何を実現したいのか」「最終的に現場で使う人は使いやすいか」と想像力を働かせ、そのゴールを達成するために現プランで無駄がないか、アプローチ方法は正しいのか検討しながら意見をすり合わせていきます。会話を重ねるなかでゴールが明確になり、お客様自身も言語化できていなかったニーズを引き出せることがあります。一歩踏み込んだコミュニケーションから、よりよいもの、よりお客様に満足いただけるものを作ることが可能になります。私は常々、お客様が気持ちよくお金を
払えるような仕事がしたいと思っており、実際に喜んでいただけた時には大きなやりがいを感じます。仕事を通してwin-win の関係構築を目指しています!

―トリプルアイズが他社とちがうと感じるところ

3つあります。1 つ目に若い社員が多いこと。2 つ目に新しいことにチャレンジする姿勢を尊重していること。3つ目に仕事に対して前向きな社員が多いことです!

まず、若い人を積極採用している会社は前を向いている会社だと思います。とくに新卒を多く採用することに小さい会社ほど消極的な傾向がありますが、トリプルアイズはその点積極的です。さらに年次が浅いから重要な仕事を振らないなどということもなく、新入社員でも誰でもチャレンジできる土壌があるのも特徴的です。

次に新しいことにチャレンジをしている点です。私が見てきた会社は「現状維持」という経営スタイルを持っている会社が多かったように思います。例えばJava を使える社員がいるからJava 開発案件を探すというように、すでに持っているカードをベースに仕事を進めていました。その方がリスクも少なく、簡単に仕事につながるので効率的だとは思います。しかしトリプルアイズの場合は、まずはお客さんと仲良くなり、その上で「こんなこと一緒にやりませんか?」と提案できる強みがあると思います。例えば既存のクライアントに対して「一緒にお金を投資して、AI にチャレンジしませんか?」というように働きかけたこともありました。そこが他社との違いではないでしょうか。この巻き込んでいく姿勢はなかなかできないと思いますし、かっこいいですよね!

最後に仕事に対して前向きな人が多いことです。トリプルアイズには前向きに仕事に取り組んでいる人、夢がある人が多く、それが会社の成長につながっていると感じます。結局会社というのはただの箱で、所属する社員がトリプルアイズらしさをつくっていると私は考えています。

さらに、もともと前向きで士気の高い人が多く、そのモチベーションが下がることなく継続される風土があると感じています。それはチャレンジすることが当たり前の空気感や、モチベーションの高い同僚がいること、また成功している人が社内にいることなどに起因していると思います。他社では「勉強してください、資格を取ってください、お客さんの満足度をあげてください」と校長先生の訓話のような諭され方をする経営陣も多々見てきました(笑) トリプルアイズの経営陣は「チャレンジしましょう!」とナチュラルに発し、それが受け入れられる風土があると感じます。

―先日AT20 合格者インタビューの中で「部下や部のメンバーにAT20 に参加してほしく、まずは自分が受講してから勧めようと考えた」とお話されていました。リーダーとして意識されていることを教えてください

単純に、「この資格を取ろう」と声をかけたところで自分が取っていないと説得力がないからです(笑) AT20 に限らず、メンバーには資格取得や自己鍛錬など積極的に学ぶ姿勢を持ってほしいという思いがあるので、まずは
社内の資格を自ら受講しました。「一緒にやろうぜ!」という気持です。
メンバーとのかかわりで意識していることは、上下関係を意識させずフランクな間柄を築くことです。部下の方が得意なことがあればお願いしますし、私の方が得意なことがあれば引き受けます。そのようにフラットに協力し合う関係性が個人的には好きです。昔は年功序列や飲みにケーションなどの文化もあったと思いますが、今はないので。たまたま今、私がリーダーという立場にあるだけだと思っています。

※AT20:トリプルアイズ独自のAIエンジニアリングの教育プログラム


―趣味や休日の過ごし方を教えてください

趣味はアニメとゲームです。二次元が好きです! コロナ前から休日の過ごし方は何一つ変わらず、インドアで過ごしています。アニメのおすすめは定番ですが「ガンダム」です。最近のものですと「ビスクドール~その着せ替え人形は恋をする~」もおもしろいですよ。ゲームのおすすめは「原神」です。簡単に言うとゼルダです。中国発のゲームで、3 年かけてつくられた超大作。ゼルダ好きな人はハマると思います!

―今後のトリプルアイズに期待することを教えてください

一流企業の名に恥じないよう、結果を出し続けてほしいと思っていますし、私も結果を出していきたいと思っています。トリプルアイズは花形がAIZE、私たちSI 事業は縁の下の力持ちです。外からは見えない、泥臭いことをやっています。AIZE には波があると思いますが、その間もSI は安定して収益を上げることができます。二者それぞれが違った、重要な役割を担っています。SI事業が会社の資金繰りを安定させてしっかりと支えるので、AIZE はチャレンジを続けてください! そして会社をさらに成長させてくれることを期待します。

―若手社員、新入社員に向けてメッセージをお願いします

チャレンジしてください! 自分を磨いて、自分を好きになれるよう、なりたい自分になれるようにがんばってください。チャレンジしないことには、上手くいったことも、何が足りないかも分かりません。どんなに練習を積んでも、試合に臨まないことには振り返ることもできません。いつか自分がやりたいと思うことができるようになるための準備をしてください。たくさんの失敗ができるのも、上司がカバーしてくれる若いうちです。トリプルアイズはチャレンジができて、失敗を受け止めてくれる土壌があります。この大事な時期に思いっきりチャレンジしてほしいと思います! 応援しています!