「やる」を選んだ先に自分自身の成長がある 積み重ねが自信と信頼に~社員インタビュー#9
今回ご紹介するのは、トリプルアイズ7年目のエンジニア、笑顔が素敵なWさんです。
入社してから現在まで、どうやって業務の幅を広げてきたのかや、開発の好きな面、大変だと感じる点などお話いただきました。
ぜひご一読ください!
―トリプルアイズ入社の時期や経緯は?
2015年4月1日に新卒で入社しました。今7年目です。幼い頃からゲームが好きで、プレイヤーに留まらず開発にも興味がありました。そこでゲーム開発について学べる学校へ進学し、学生時代に開発言語は一通り身につけました。
就職活動の段階でゲーム系企業よりもIT系企業へ興味がシフトしていて、経験が浅くてもシステム開発を任せてもらえる企業がいいなと思いトリプルアイズに入社しました。
入社した当時、本社は代々木でした。その年の夏に御茶ノ水へ移転してオフィスが広くなったことが印象に残っています。今も会社が大きく成長しているタイミングだと感じますが、当時も会社がひとまわり大きな成長を遂げるタイミングでした。社名が知られるようになり始めた時期だったと思います。
―入社後はどんな業務を担当されたのですか?
はじめに担当したのは、「Assign Ize」の前身「BCT」のシステム開発です。Assign Izeの根幹をゼロベースで開発しました。システム開発に挑戦してみたいという思いで入社し、最初に任せていただいたのがシステム開発で、うれしい気持ちよりも不安が勝ったことを覚えています。なんといっても担当に任命されたのは、私を含む新卒3名でした! 先輩もサポートで入ってくださっていましたが他の案件を抱えており、自分たちでやり遂げなければという状況でした。3人で知恵を出し合い、試行錯誤しながら開発を進めましたがうまく進まないことも多々。行き詰ったときの相談相手は福原前社長 でした。福原前社長 はエンジニアで開発業務を経験されていたので、技術的な相談にも的確に答えてくださいました。そのおかげもあり、初めての仕事である「BCT」のシステム開発をやり遂げることができました。いまでもみなさんに「Assign Ize」をお使いいただいていることは、うれしく思っています。
―当時、福原前社長との会話のなかで印象に残っていることはありますか?
「自由にやって大丈夫だよ」という言葉です。失敗しても自分がカバーするから恐れないでどんどんチャレンジしてほしい、という気持ちが込められていたように思います。福原前社長のその言葉と、親しみやすいキャラクターにとても励まされました。
―その後のお仕事、また現在担当されている業務内容について教えてください
この6年でシステム開発だけでなく、運用についてご提案させていただいたり、相談に乗らせていただいたり 、ネットワーク系業務や画面開発を担当したりと、仕事の幅が広がっていきました。現在はお客様先のIT企業で専門職種向けのアプリ開発を行っています。初心者から上級者までが使いやすく分かりやすいアプリになるよう、工夫を施しながら日々完成を目指しています。こちらのお客様先に配属されてから5、6年が経ちます。いまでは開発に留まらず、企画や設計、リスクマネジメントも担当させていただくようになりました。任せていただく業務の幅、それに伴う責任が大きくなったと思います。これまでの実績を評価し、信頼していただけている証だと思うので、今後もがんばっていきたいです。
トリプルアイズからのメンバーでは、先輩が一人います。いまは同じ開発チーム内でそれぞれが別の担当を持っているので、情報共有のために連携をとることも多いです。オンラインゲーム好きという共通点で盛り上がったり、仕事の話をしたり、仲良くしていただいています。現場に同じトリプルメンバーがいてくださることは心強いです。
―仕事を通してやりがいを感じる瞬間、逆に大変だと感じる瞬間を教えてください
アプリ開発自体が好きなので、いろいろなアプリ開発に携われることにやりがいを感じています。また開発したアプリに対してポジティブな評価をいただく瞬間はとてもうれしいです。分かりやすい反応が見られるのもアプリ開発の好きな面です。お客様の喜んだ顔を見ると励みになります。
大変だと感じるのは、設計を担当しながらのリスクマネジメントです。自分の立場から見えている視点が正しいのか、確固たる自信が持てないことがあり、そこが難しい点だと感じます。このような場合は担当者の方々とこまめな認識合わせをしながら進めることで、一つひとつ解決しています。一人で開発をやっているわけではないので、協力して良いものをつくり上げられるようコミュニケーションは重視します。
―エンジニア目線で、トリプルアイズが他社と比べて魅力的だと思う点を教えてください
トリプルアイズはしっかり「報・連・相」ができる企業だと思います。上・下・斜めのコミュニケーションが活発な印象です。話しかけやすい上長の存在がこの空気をつくっている理由の一つとしてあると思います。またプライベートな話題についても、雑談できる風土がいいですよね。他社の例ですと、業務についての話が中心でプライベートな話や私語はほとんどないという話も聞くことがあるので。
―成長が著しいトリプルアイズですが、これからも残してほしい文化と今後に期待することを教えてください
トリプルアイズの「自由だけど責任がある」という風潮はとてもいいと思うので、今後も残っていくといいなと思います。また今後はイベントやセミナーなどでトリプルアイズの名前を見かける機会が増えることを期待しています! 具体的には、AWS re:Inventなどへの出展が叶うとうれしいです。トリプルアイズの一員として、私もこれからも技術力向上に努めたいです。
―趣味や休日の過ごし方を教えてください
ゲームが好きなのですが、テレビゲームだけでなくボードゲームも好んで遊びます。「アナログゲーム部」に所属しており、そこで社内のメンバーと交流することも楽しみの一つです。ボードゲームの紹介になりますが、オーソドックスなものは「カタン」、個人的におすすめなものに「枯山水」があります。「カタン」はイギリス発祥で、まちづくりをしながらポイントを稼いでいきます。獲得したポイントが一定以上を超えたら上がり、というゲーム内容です。日本のボードゲームでは類似したものを見ることはあまりないですね。おもしろいので、ぜひ! 「枯山水」は芸術性のあるゲームです。砂を均しながら石を置き、きれいな庭づくりを目指します。石の種類がいろいろあるので、運に左右される部分もあります。
コロナ禍なので活動の場もオンラインが中心になっていますが、ボードゲームは顔を突き合わせて遊ぶことも醍醐味の一つだと思います。以前のように集まって遊べる日が待ち遠しいです。第3日曜日の午後に活動していることが多いので、よかったらどなたでもご参加ください! アナログゲーム部はいつでも皆さんを歓迎します!
テレビゲームで個人的に最近おもしろいと思うのは、オリジナル日本酒をつくるゲーム「酒魅人」です。お酒好きな方もそうでない方も、ぜひやってみてください。
―お仕事・プライベート問わず今後の展望を教えてください
まず仕事について、技術面ではまだまだ自分の中で満足できていないので高めていきたいです。具体的にはネットワーク側の開発についても経験を積んでいきたいと思っています。プライベートでは大好きなゲームをたくさんしたいです! 仕事もプライベートも充実した日々が送れたらいいなと思っています。
―最後に、エンジニアを目指す方に向けてメッセージをお願いします
特にこれからエンジニアを目指す方に向けて、「何かを始めることを諦めないでほしい」「自信が必要なのはわかっている。でも結局は『できる・できない』じゃなく『やる・やらない』」という言葉を贈ります。プログラマーやクリエイターは必ずどこかでつまずく場面があると思います。なにか壁に当たってもこの言葉を思い出し、また新たな一歩を踏み出してほしいと思います。私はそうやって進んできました。「やる・やらない」で「やる」を選んだ先には、自分自身の成長が感じられます。例えば成果物ができあがり、それが人に評価されることで自分の成長を感じられることがあります。この積み重ねが自信と信頼につながります。ぜひ諦めずに「やる」を選択してください。