個人のスキルとチームのチカラ それぞれの気質や探究心で会社全体を発展させる~社員インタビュー#6
こんにちは、トリプルアイズ広報担当です。トリプルアイズでは毎月1日に社内報を公開しており、社員インタビューについてはnoteでもご紹介しています。
今回は、専門学校在学に当社のインターンに参加いただき、それがきっかけで入社されたエンジニアさんです。入社すぐから現場へ。そこから着々と力をつけられ、5年目の現在では開発のリーディングと技術サポートを担当されています。
エンジニアとしてのやりがいや今後理想とするキャリアなどについてお聞きしました。ぜひご一読ください。
―まずはトリプルアイズに入社した時期と経緯を教えてください。
2018年4月入社です。HAL東京という専門学校に通っていた時、2016年のインターンシップでトリプルアイズにお邪魔したのが会社と出会ったきっかけですね。専門学校では、Javaベースで開発なども行っていました。インターンシップの終盤で今は亡き創業社長の福原さんと食事に行く機会があったんですけど、AIが活躍する未来や上場を目指しているというこちらまでワクワクさせる話で、一気に惹かれました。その時に内々定をいただいて入社に至ります。
―プログラミングはいつ頃から?
幼少期にはPCを触っていて、小学生の頃には趣味で ホームページなど作成していました。プログラムを本格的に書き始めたのは中学生の頃のMinecraftがきっかけです。
―最初に任された仕事を教えていただけますか。
通常入社して1カ月ほど研修があるかと思うのですが、プログラミング経験者だったからか1週間ちょっとですでに現場に出ていました。多少驚きはしましたが、インターン時に実力を見ていただき、現場に出す判断をされたのだと前向きに捉えています。
―そうなんですね。最初の現場は特に印象に残りますよね。
はい。最初は顧客管理プラットフォーム関連の案件でした。顧客からの問い合わせ対応で利用する画面からお客様の社内システムを呼び出し、参照する画面の開発に半年くらい携わっていました。その後、データ連携基盤構築支援プロジェクトとしてSpring Frameworkを利用した社内フレームワークのバッチ領域の開発に携わりました。ここでは、フレームワーク部分の技術調査から開発、実際に利用したサンプルアプリの作成など、幅広い作業をメンバーとコミュニケーションを取りながら円滑に進められるように努めました。
―その後はどんなプロジェクトに参加されていたのですか。
カード加盟店向けのWebサービスの開発(システム、Web画面開発)に携わりました。立ち上げからの参画で、短くタイトな開発スケジュールではありましたが、過去のSpring Boot開発、Web画面作成経験、技術調査力を駆使することでスムーズに開発を行うことができました。
―やはり過去の経験がものを言うのですね。大変だったエピソードなどありますか。
開発期間が4カ月と非常に短期間な上、プロジェクトメンバーが5名というプロジェクトで、めちゃくちゃ集中して業務推進する必要がありました。メンバー構成は、プロパーからメイン担当者1名、補佐の方1名、当社から自分ともう1名、そしてフリーランスの方もいらっしゃいました。大きなプロジェクトではあったものの、少数精鋭で、個々人が自分の担当領域をしっかりと認識し、顔を合わせながら情報共有しつつ仕事を進めました。あとは、「ひたすらに手を動かす。立ち止まらず。」で乗り切りました。
―現在はどのような案件を担当されていますか?
2019年末からは決済代行会社の現場でお世話になっており、カード会員向けWebサイトの改修作業から入り、2020年からは決済システムの内、前段階の別システムから決済機関を繋ぐ役割のシステムを担当しています。
―決済代行というとここ数年で利用者が爆発的に増えたものですね。
そうですね。Payのつくサービスを使って決済する仕組みが本当に増えましたね。担当したのは仕組みの裏方部分ではありますが、そういった開発に携わっていると、自分がかかわるサービスが世に出ているんだなと実感しますね。
―現在、会社の中でのチーム内のポジションは?
開発のリーディングと技術サポートです。自分は正直リーディングは得意ではないと思うのですが、必要に駆られてやってきて身についたというか。元々自分が学生の頃から得意とすることは、開発とそれにかかわる調査のところで、調査から手を動かすところが個人的にしっくりきます。ただ、それで得た知識をメンバーに伝えてきたら自然とリーディングする位置に。
―すべての経験があって今に至るんですね。やりがいを感じるときはどんな時でしょうか。
現プロジェクトは2年以上お世話になっていますが、徐々に自分に任せてもらえる範囲が広がってきました。作業を大きな単位で任せていただけると、信頼していただけている、と自信に繋がりますし、しっかりとやり遂げねばと感じます。
―仕事をする上で大事にしていることはありますか?
その時々でちゃんと考えながら作業をすることです。これまでのやり方で動くからいいやという考えが連鎖してしまうと成果物はより良いものになりません。その時々で考えることで新しい方法や、新たな気づき、実は気が付いていなかった既存の問題に気がつけるようになります。
―Hさんから見たトリプルアイズの特徴は?
インターンシップの頃にも感じたことですが、人と人とのかかわりが温かいという点ですかね。あと技術が尖っている点。入社してくる皆さんは、「ここで働く人」に惹かれてきたんだなと感じます。
―今後会社に期待することなどありますか。
ついに今年の5月に上場という新たなスタートラインに立ちました。ただ、まだまだ社員へのサポートや環境面など、色々な面で手が回りきっていないかな、と感じてしまうことは正直あります。社員数も増え、会社が大きくなっている時なので致し方ないかとも思います。しかしそれはつまり伸び代がある、まだまだ良くなるということなので、AIZEの開発、新しい領域の開発なども含めて今に留まらない挑戦を続ける、そんな会社であって欲しいと思っています。
―理想のキャリアなどありますか。
そうですね。自分ひとりだけじゃ大きなことはできないので、今後は、自分自身の技術を磨きながら、自分の得た知識を他の人に広げていって、その相乗効果で大きな案件を担当したりしていきたいですね。各個人のスキルが伸びるとチームのチカラはその何倍も大きくなると思うので。
―良い相乗効果ですね!ところで、今ハマっているコトなどありますか?
仕事の後や休日はゲームにハマっていますね。そうです。アレです。「スプラトゥーン」です。手が込んでいて楽しいですよね。あと、やればやるだけ徐々に上手になっていってそれが結果として返ってくるというのもハマりポイントかもしれません。それと、冒頭にもちょっと触れましたが、中学生のころからMinecraftをやっていて、サーバーの拡張機能を作ることで色々できるようになることを知りJavaを始めました。そうして開発した拡張機能を利用して所属しているゲームグループで今も定期的にゲームイベントを開催しています。
―仕事もプライベートも「開発」のことで頭がいっぱいなんですね。それでは、最後に社内へのメッセージをいただけますか。
それぞれの気質や探究心が会社全体の発展につながると思っています。自分はSIer部門で、縁の下の力持ちという意識をもって現場で支えていきます。人によって得意な分野は異なるので、それをかけあわせることでAIZEじゃない何かを生みだせるかもしれないし、AIZEの発展版もあるかもしれない。交流もしつつ、社員同士で刺激もしつつ、それぞれが担当する範囲で、これからも次の新しい挑戦に向けて頑張っていけたらと思います。