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好奇心が刺激される瞬間が何より嬉しい 何とかなるではなく何とかする 自分自身が一番の投資財~社員インタビュー#7

今回ご紹介するのは、座右の銘が「生涯現役」「なんとかする」の、 業種業態を問わず幅広い分野で活躍中のエンジニアのNさん!

ご自身が「好奇心が刺激される瞬間が何より嬉しい」というだけあって、ざっくばらんなお話しぶりにこちらの聞き手の好奇心も刺激されます。

エンジニアを目指すことになったきっかけやスキルアップの方法などうかがいました。ぜひご一読ください!

・まずはエンジニアになったきっかけから教えてください

大学在学時にはじめた塾講師のアルバイトと投資に没頭してしまい、結果的に大学を中退しました。その後8年間は塾講師兼投資家として生計を立てていました。そんな私を心配した妹が、妹のインターン先であったIT企業に話を持ち掛けたことがきっかけで私の入社が決まり、27歳のときに前職に入社し、エンジニアとしてのキャリアを歩みはじめました。
前職に入社を決めた理由は、為替・株の自動売買プラットフォームをつくっていた点です。個人トレーダー時代に使っていた手法が再現できるのだろうか? と興味がわきました。エンジニア未経験でしたが、入社後に実践しながら身に付けていきました。社員数約10名と少数精鋭の会社だったこともあり、プログラミングからWeb開発、さらにはUnityまで幅広い業務を任され、扱う言語もメジャーなものからマイナーなものまでどんどん増えていきました。

・その後、どのような経緯でトリプルアイズに入社されたのですか?

数年働いたところで、勤めていた会社を退職し、職業訓練校に通いはじめました。せっかくなら会社で経験しなかった技術を学びたいと思い、Android用のアプリ開発講座を選択し、半年間みっちり学びました。終盤になると就職活動がはじまるのですが、通っていた講座では複数の企業担当者が訪れて会社紹介をする時間があり、そのうちの1社がトリプルアイズでした。他の企業は「パッとしない」という印象を持ったなかで、トリプルアイズは「AIを使った画像認識」に取り組んでいるということで、一気に興味を惹かれました。その出会いがきっかけで2017年1月に入社が決まりました。

・入社から今に至るまで、どんな業務を担当されましたか?

いろいろです! 交通系ICアプリのコーディングまわり、発電所の入退勤システムの構築、クレジットカード会社のWebシステム、リボ払いの整備、大手コンビニのレジシステムまわり…。私から異動の希望は出していないのですが(笑) 次はこっちの案件をよろしくね!と任せていただくことが多いです。「Nならなんとかしてくれるだろう」と会社から期待されているのだと思ってがんばっています。おかげで業種業態を問わず、幅広い経験をさせていただいています。
新しい現場に入ってみると、事前に聞いていた言語とちがったということもあります。そんなときはネットで調べたり、既存のコードを読み解いてみたりしてキャッチアップしていたのですが、気がつけば扱える言語が増えていて楽しいです。性格上、新しいことを学ぶのが好きなので、この働き方は合っていると感じています。

・仕事にやりがいを感じるのはどんなときですか?

やりがいを感じるのは、新しい言語に触れたり、新しいコーディングの方法に触れたり、未知のものに出会ったときです。自分自身の知見が広がったり、好奇心が刺激されたりする瞬間が何よりうれしいです。

・エンジニア目線で、トリプルアイズが他社とちがうと感じるところを教えてください

まじめで優秀、全体を見とおせる職人気質。それがトリプルアイズのエンジニアだと思います。正直エンジニアの仕事は「言われたことをただやる」で完結してしまう面があります。しかし、トリプルアイズの社員は自分が担当しているのは全体のなかのどの部分なのか、担当業務が全体に対してどのような影響を与えるのか、と全体を見て仕事をされる方が多いです。さらに自ら知識を深め、それを業務のなかでも提案できるようなコミュニケーション能力を持ち、一緒に気持ちよく働ける方が多いと思います。一時期、社内のメンバーと仕事をしたことがありますが、嫉妬しました(笑) 技術力も、コミュニケーション力も、責任感も申し分ない、本物のプロ集団です。他社では指示待ちタイプや、相談なしに独断で進めてしまうエンジニアも少なくありません。トリプルアイズは、きっと採用の段階でしっかりとマインドを見極めているのでしょうね。

・課長としてどのようなマネジメントを意識されていますか?

自分からアプローチをするよりも、相手から話しかけやすい存在であることを目指しています。私の課はとくに皆が同じ現場という構成ではないため、課会の時間は大切にしています。連絡事項に割く時間を極力少なくし、メンバーが発言できる時間を長くとるようにしています。他にも月報は赤裸々に書いてね! と声をかけたり、気になることがあれば1on1で会話の時間を持っています。

・以前「Webエンジニア基礎」講座を開かれていました。 どういったきっかけで開催が決まったのですか?

すこし前に帰社したタイミングで急なお話をいただき、あっという間に第1回が開催されました。「プログラミングは簡単だよ」というメッセージを伝えることをテーマとしました。今後も2カ月に一度のペースで開催することになりそうです。

・スライドを拝見したところ、内容も分かりやすく遊び心にあふれた内容だと感じました。一から作成されたのですか?

すべて一からつくりました。はじめはスライド100枚ほどあったのですが、さすがにボリュームがありすぎたので削りました(笑) 第1回ということもあり、非エンジニアの方々にもご理解いただけるような内容を目指しました。ところが蓋を開けてみると、参加いただいたのはプロのエンジニアの方ばかり! メインターゲットである非エンジニアの方が内定者しかおらず、緊張しながらの講義となりました(笑) 

・今後の展望を教えてください

自分のサービスをつくりたいと常々思っています。業務で培った知識や経験は必ず役立つと思います。ゼロから企画を立てた経験というのがまだないので、そこのピースを揃えてサービスを立ち上げることが最終目標です。足りない部分は休日なども使いながら専門の方に相談を持ちかけるなど情報収集をしています。ゆくゆくは、縁側でのんびり猫とひなたぼっこをするような余生が送れたらと思っています。

・趣味や休日の過ごし方を教えてください

ゲームが大好きです。初めてゲームに触れたのは3、4歳ごろに遊んだ初代マリオブラザーズだったと思うので、ゲーム歴は33年ほどです。ネットゲームは趣味の域を超え、私にとってライフワークと言っても過言ではありません。
特に好きなのはTRPGです! すこしマイナーなのですが、簡単にいうと「大人のおままごと」です。進行役とプレイヤーが分かれているのが特徴で、ルールは紙ベースで書かれています。
趣味といえば、声優訓練校に通っています。昔からアニメやゲームが好きで、キャラクターに声が吹き込まれる瞬間にとても心惹かれます。自分も挑戦してみようと最近はじめてみました。フルリモートで直接人と会う機会も減っているので、いい刺激になっています。同級生のなかでは私が最年長です。なかには高校生もいるので、若い皆さんにパワーをもらいながら楽しんでレッスンを受けています。いまはコロナ禍ということもあり、マスクを着用、さらにフェイスシールドを着用、ソーシャルディスタンスを保って演劇、と不可思議な光景のなかで練習に励んでいます(笑)

・座右の銘があるそうですね

「生涯現役」「何とかする」の二つです。
何とかなる、ではなく何とかする、といつも思っています。

・若手社員、新入社員に向けてメッセージをお願いします

こんな私でもマネジメントにチャレンジさせてくれるような会社です。誰にでもチャンスがあるので、ぜひがんばってほしいです! せっかくこの業界に入ってきたのだから、自分の成長のためにがんばってほしいと思います。自分自身が一番の投資財です!
もう一つ、やりたいことは明確に持ったほうがいいです。「こういうものがつくりたい」「こうなりたい」という展望は絶対に持っていてほしい!そうでないと、この業界では人に言われたことをただやる、という姿勢がベースになってしまいます。仕事のなかから自分のやりたいこと、なりたい姿を見つけることができると、モチベーションにつながります!