【社員インタビュー】大事なのは自分からやりたいことを主張すること! 新入社員でヘルプデスクの傍ら開発にも挑戦
―はじめに入社された時期から教えてください。
2022年4月に新卒で入社しました。
―学生時代は何を専攻していたのですか?
物理学科で力学を専攻していました。物理学科に進んだのは高校時代の教師の影響です。私が懇意にしていた先生が物理を担当しており、その先生の影響を受けて物理の道へ進みました。
―エンジニアになろうと思った理由を教えてください。
働き方を考えた時に、ライフスタイルを優先したいと思ったことが一つあります。エンジニアはパソコンさえあればどこでも働くことができるというイメージがありました。インドアな私は自宅でもできる仕事が自分に合っていると考えました。また物理学とプログラミングにはつながる部分もあります。大学時代、友人がオリジナルのコードを書いて計算処理をしているのを見て、プログラミングって面白そうだと興味を持ったこともきっかけの一つです。
―入社前と今とでは、エンジニアの仕事に対するイメージに変化はありますか?
IT業界に入る前と後とでは、業界全体のイメージが大きく変わりました。以前はエンジニア=プログラマーだと思っていましたが、実際にはちがいました。インフラや運用保守、指示書を書く人、要件定義を担当する人など、ひと口にエンジニアと言っても多岐にわたる業務が存在し、その幅の広さに驚きました。友人に「エンジニアってどんな仕事をするの?」と聞かれてもひと言では返答できず、まずは業界全体の構造を説明して、そのなかで私はこんな仕事を担当しているよ、と説明しています。
―トリプルアイズを選んだ理由を教えてください。
ひと言でいうと、人の良さです。会社を選ぶうえで最も重視していたポイントは人間関係の良さでした。面接を通していろいろな社員の方と話をしましたが、他の企業と比較しても人当たりの良さが際立っていました。また最終面接の前に「最終面接対策」という他の企業ではあまり聞かないような時間を設けていただいたことも印象に残っています。そういうところからも「あたたかい会社」という印象を受け、最終的には直感で決めました。
―入社して、重視されていた人間関係の部分はどうですか?
想像していた通り、とてもいいです! 企業という大きな組織では苦手な人やソリの合わない人と出会うこともあると思うのですが、入社してからいまに至るまで私はそういう人に一人も出会っていません。直感は当たっていました。
―お仕事について伺います。これまでどんな業務に携わってこられたのか教えてください。
新入社員研修を受けたあと大手建設会社様のヘルプデスクに配属され、この6月で2年になりました。ヘルプデスクでは2種類の電話回線を担当していました。一つは社内システムの一時受けで、電話やメールで社内のさまざまな人から問い合わせが来るので、それを所管の部署へつなぐ業務です。もう一つは協力会社様が使うシステムに対する操作や説明の提供です。
それに加えて、システムの改修も行いました。これは指示された仕事ではなく、私がやらせてくださいとお願いしてスタートした仕事です。現場の上長が「やりたいことがあったらどんどん言ってね」と言ってくださる方だったので、プログラミングに挑戦したい思いを伝えました。その結果、社内で使っているシステム改修の仕事も担当できることになりました。
―ヘルプデスク業務について詳しく教えてください。
配属当初は電話がとても苦手で、毎日が緊張の連続でした。受話器を持つ手が震えていて、自分でも驚きのあまり笑ってしまうような状態からのスタートでした。上長からは「問い合わせ内容を一言一句正確に聞き取ることを重視してほしい」と方針が示され、それを徹底するよう練習しました。会話する際の間の取り方や話し方、併せてタイピングの練習など、毎日コツコツと積み重ねていくうちに、スムーズに業務が遂行できるようになっていきました。
電話応対で特に難しいと感じるのは、相手のITリテラシーにばらつきがあることです。建設業なので、普段パソコンを触らない現場の作業員の方からの問い合わせもあります。はじめの頃は、どこまで噛み砕いて説明するか判断が難しく感じていました。丁寧すぎると相手にストレスを与えてしまうこともありますし、説明不足だと解決に至らないこともあり、匙加減が難しいのです。それも経験を重ねるうちに少しずつ上手くできるようになりました。
はじめは手が震えていたのが嘘のように、今ではスムーズに電話応対ができるようになったことは自信につながっています。
―苦手なことが自信を持てるようになるまでになったのですね。改修業務はどのような内容だったのですか?
社内で開発されたシステムの一部を改修する業務に携わりました。もともとコードを書きたくてエンジニアを目指した背景はあったものの、プログラミング未経験だったため、まずはITの知識を学び、将来的に開発業務にかかわることを想定していました。しかし配属先の上長はやりたいと手を挙げたらどんどん仕事を任せてくれる器の大きな方でした。
配属されて1カ月、「開発をやってみたいです」と伝えたところ、社内システムの改修を任せていただけることになりました。仕様書を確認すると最新のアップデートが2010年であり、また私自身プログラミングの経験がない状況でしたが、自分で整理し、調べ、それを元に周りの方へ確認を取りながら一人で完成させるに至りました。手探りで大変ではありましたがこの経験は大きな学びとなりました。
―素晴らしいですね。成果について教えてください。
これをきっかけに他の開発や改修業務も任せていただけるようになりました。そのなかでも特にうれしい出来事として印象に残っていることがあります。あるとき、社長を含めた役職者の方々も使用するツールの開発を依頼されました。約2カ月間、ヘルプデスク業務の傍ら、調べながら悩みながら一人で作り上げました。完成したツールは実際に使っていただけるだけでなく、お客様先の「業務改善報告会」でも紹介されました。
自分が作った自信作を実際に活用していただき、このような会で紹介してもらえたことは非常にうれしかったです。大きな達成感を得ることができました。
―この夏から現場が変わられるのですか?
医療系の運用保守に挑戦します。これまではヘルプデスクがメインだったので、業務内容は大きく変わります。新しいことに挑戦するので大変な部分もあると思いますが、楽しみな気持ちの方が大きいです。仕事の幅も広がり、キャリアアップにつながるチャンスだと捉えています。謙虚にがんばりたいです!
―技術領域が一気に拡大しそうですね。
以前はコードをバリバリ書いてこそエンジニアというイメージでしたが、この2年間でIT業界に対する理解が深まり、自分の知らない領域にも面白い仕事がたくさんあるかもしれないという感覚が芽生えています。今は特定の分野に特化するというより、さまざまな技術に触れて、経験値を上げていきたいです。そのなかで自分に合ったエンジニアの働き方を見つけていきたいと考えています。
―業務の話から離れますが、昨年は全社員集会の実行委員メンバーとしてもご活躍されていましたね。
ここでもトリプルアイズの人の良さを感じました。普段業務でかかわらないメンバーと一緒に運営をしましたが、皆さん話しやすくチームワークも良かったです。当日の懇親会では部長など役職者の方もフランクに話しかけてくださって、そこでも楽しい時間を過ごすことができました。
―趣味や休日の過ごし方を教えてください。
最近サウナにハマっています。人気のサウナに行くと行列ができていることもあり、ブームを感じます。また猫が好きで、猫カフェに行くことが多いです。実家でも2匹飼っているのですが、私の愛が強すぎて避けられています(笑)。本当にかわいくて、実家に帰った際に会えるのをいつも楽しみにしています。
―新入社員へメッセージをお願いします。
やりたいことは、どんどん主張していきましょう。私はヘルプデスクの経験を積むことで終わっていたところ、手を挙げたことでチャンスが巡ってきて、それをきっかけに経験を積むことができ自信にもつながりました。やるべきことはしっかりとやったうえで、主張してみてください。きっといい方向に向かっていくと思うので、がんばってください!
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