詩) ふしぎ
答えが決まっていることばかり
ほっとするような退屈なような
なんとかなると言う人と
納得はしない誰か
いつでも助けられていて
同じ夢に飽きた頃
成長を信じたい気持ちと
現実を避けて本に浸り
またいつか戻っていく
日常でも演技をするのに
どうしてわざわざ芝居をするの
閉ざされた世界と
ただその場に居合わせた人
受け止めきれなくて
考え事をしてしまうわたし
日常を送り続けるために
入り込まない摸倣たち
遠くはなれた出来事と
傍観者でいるために
あえて関わりのない人の
つくりものを見つけて
現実に戻る準備をするの
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