みろ　『これが桜の代紋や』　大人絵本

前書き　^^^^^^^^^^^^^^

背が低いんで　舐められるわな
喧嘩１００段　柔道５段は　伊達じゃなぃ
悪ガキには　相応の教育を
行き場のない　若者に・・・

^^^^^^^^^^　じゃぁ、行くかのぅ。

まさか　この年でカツアゲ　されそうになるとはな。
少年よ？ん？　俺が喧嘩強ぃって？　あたりまえじゃぃ　わしは　刑事だ

悪ガキのすることは　よくわかってる　俺も若い頃は　無茶したもんだ
悪さする　気持ちも　わからんでもなぃ

迷ってるなら　いつでも　俺の所に来い　粗茶くらい　出してやるぞ
それから　お前　柔道やってるな。わかるぞ。

もっと強くなりたかったら　道場に来るといい　最強の男たちが　指導してくれる。
柔よく剛を制す。この言葉は知ってるな？
お前の柔道は、まだ剛にすぎない・・・こんな話してもしょうがないわな。

とにかく　悪事は　ほどほどにな　わしらの　世話にならんよぅにな
そんときゃ　わしが　みちゃるけん。

それから　警察手帳を見せなゃ　あかんな

つまりは　そう　

これが桜の代紋や。