一期一会を感じた関西蚤の市
どうも!書くこと、読むこと、撮ること、食べることが大好きな未来(Miku)です。
気づけば5月ももう半分が過ぎようとしています。
今年のゴールデンウィークは行きたかったところに行き、見たかったものを見て、とても充実していました。
少し日があきましたが、振り返ろうと思います。
まずは念願の蚤の市に出かけた話です。
大好きなCamyさんのVlogで見てからというもの、ずっと行ってみたかった蚤の市。
ついに京都のみやこめっせで手紙社主催の「関西蚤の市」が開催されるということで行ってきました!
初めて蚤の市に行ってみた感想は、
まるで宝探しみたい!でした。
いろいろなお店で、いろいろなものが売っている蚤の市。
音楽を聴いたり、パフォーマンスを見たりしながら、ぶらぶらお店を見ていると、ふと「これ可愛い」「何だこれ!」と心くすぐられるものに出会います。
文具博や陶器市など「今日はこれを買うぞー!」と意気込んでいくイベントとはまた違う「今日は何に出会えるんだろう。私だけの宝物を見つけるぞ!」という楽しさがありました。
そんな蚤の市の中で、私が一番楽しみにしていたのが、物々交換の本棚でした。
蚤の市の名物でもあるこの物々交換の本棚には、持ち主さんがラッピングをしてタイトルが見えないようにした本が並んでいます。持ち主さんが添えてくれたメッセージを頼りに、交換したい1冊を選びます。
そして、自分が持って来た1冊と交換します。
タイトルや表紙を見て、本を読もうと決めることが多い私にとって、それらを見ることなく、持ち主さんからのメッセージだけを見て選ぶというのが、斬新でおもしろそうだと思い、参加するのを楽しみにしていました。
過去の持ち主さんの想い、おすすめポイントなどメッセージを読むだけで、「これってもしかしたらあの本かも」と想像が膨らみ楽しかったです。
すべてのメッセージを読み終え、私が選んだのはこちらの一冊でした。
最近モヤモヤしたり、上手く行かないことが続いたり・・・してませんか?
そんな時に、コーヒーを飲みながら読むと、心がホット落ち着く1冊です!
このメッセージが胸に響いたので、選ばせていただきました。
どんな本が入っているんだろうとワクワクしながら、家に帰り、開けてみました。
読んだことのない、今の私にヒントをくれそうな本でした!
ゆっくりとコーヒーを飲みながら、読ませていただきます。
なるほど、コーヒーを飲みながらというのは、この表紙から来てたのかも。
過去の持ち主さんも毎日を変えたいと思っていたんだろうなぁ。
この本を読んで、過去の持ち主さんは何か変わったのかな。
素敵な毎日を過ごしていたらいいな。
本を見ただけで、見たことも会ったこともない過去の持ち主さんへの想いが膨らんでいきました。
こういうのが、この物々交換の本棚の魅力なんだろうなぁ。
私は、このnoteで紹介した本の中から1冊を持って行きました。
「誰かが受け取ってくれてるといいな」と自分の本の行方が気になり、本を置いて3時間後くらいに、また本棚を見に行ってしまいました。
すると、なくなっていました!私の本!
私の後にここに来たどなたかが手に取ってくれたのだと思うと、とても嬉しかったです。
実はその後、SNSで「関西蚤の市」の投稿や写真を見ていたら、なんと私の本を手に取ってくれた方を見つけたのです。こんな奇跡的なことってあるんですね!
素敵なメッセージと思い、手に取ってくださったそうで、読むのを楽しみにしてくださっていました。
この本を持って行ってよかった、心を込めてメッセージを書いてよかった〜と思いました。
私にいろいろな気づきをくれた本なので、新しい持ち主さんにも何か感じてもらえたらいいな。
私がいただいたのは、私より前に来た方の本。
そして、私が本を置いて、
その後に来た方が私の本を持って帰り、また本を置いていく。
同じ時間同じ場所に居合わせることでつながるご縁ではなく、同じ場所に少しずつズレてやってきたからこそつながったご縁。
人と人、人と本の出会いも一期一会だなぁとしみじみ感じました。
蚤の市では、物々交換の本棚だけでなく、楽しいアトラクションがいろいろありました。
本も物も「出会えたことに感謝」を感じる素敵なイベントでした。
また関西で開催される時には遊びに行きたいなぁ。
物々交換の本棚に持って行く本も今から考えておかないと!
ちなみに!
2024年5月31日(金)〜6月2日(日)まで国営昭和記念公園にて
「東京蚤の市」が開催されます。
物々交換の本棚もあるそうなので、興味を持っていただけた方はぜひお気に入りの1冊を持って、遊びに行ってみてください。