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幸せの青い鳥は、皆心の中で飼っている

ベルギーの詩人であり劇作家でもあるモーリス・メーテルリンクが描いた童話「青い鳥」。当初は劇として上演されていて、後に童話として世界中で読まれるようになりました。

ではあらすじを紹介していきましょう。


あるところに、貧しい木こりの家庭がありました。


2人の子どもがいて、兄はチルチル、妹はミチルという名前です。


クリスマス前の夜、彼らのもとに魔法使いのおばあさんがやってきました。


2人は魔法使いから「私の孫が病気で苦しんでいる。病気を治すために『幸せの青い鳥』を見つけてきてほしい」と頼まれます。


鳥かごを持って出かけたチルチルとミチル。妖精に導かれながら、さまざまな場所を訪れます。


最初に行ったのは、「思い出の国」。2人はここで、亡くなったはずのおじいさんとおばあさんに出会いました。


青い鳥がこの国にいることを教えてもらい、チルチルとミチルは手に入れることに成功します。


しかしその青い鳥は、「思い出の国」を出たとたんに黒い鳥へと変わってしまいました。


チルチルとミチルは次に、戦争と病気があふれる「夜の御殿」を訪れます。


ここでも青い鳥を手に入れたものの、「夜の御殿」を出たとたんに今度はみな死んでしまいました。


その後「贅沢の御殿」「未来の国」などへ行きますが、どうやっても青い鳥を持ち帰ることができません。そんな時……。


「起きなさい。今日はクリスマスですよ」



お母さんの声が聞こえ、2人はベッドの上で目を覚ましました。


とうとう青い鳥を捕まえることができなかった、とがっかりしていると、部屋にある鳥かごの中に青い羽根を見つけます。


そしてチルチルとミチルは、本当の幸せは手の届く身近なところにあるのだということに気づいたのです。
モーリス メーテルリンク

つまり、幸せの青い鳥は、そこで幸せに気づいて暮らす者の瞳の中に映っていた青い鳥をその者の瞳を通して、見せてもらっていたものでした。

他人の幸せの形は、きっと自分の形とは違うと思いますし、

自分の幸せは、自分でデザインしていくことが大切なんだと気付かされるお話でした。


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