幸せの源泉を維持する方法とは?
幸福順応とは
幸福な状態になっても、その状態に慣れてしまって、次第に幸福を感じなくなること。
幸福順応とは、幸せに対して感度が落ちて、マヒしている状態と言えるでしょう。
どんな人間も日々、同じ生活の繰り返しでは、その生活に慣れてしまい、気持ちの変化も起きづらくなり、特に好奇心旺盛な方やエネルギーが余っている人は、ワクワク感が得られず、退屈してしまうかもしれません。
そんな時は、新しいことにチャレンジしたり、夢を目指すことで満たされると思います。
また、幸せな日常に関して感度を上げるためには、目の前にある豊かさに気付くことで、再び幸せを感じられるような気がします。
私の場合、過去の苦しみや辛い経験、貧かった思い出が役に立っていて、今、手にしているモノや恵まれた環境、仲間の大切さを忘れないようにしてくれる薬のような働きをしてくれています。
またどんな人でも、人生に起こる「いいこと」を当たり前のように思わないなら、感謝をすることで「快楽順応」の影響にも抗うことができると考えています。
また最近、感謝の語源に触れた時に、重要なメッセージが隠されていることに気付かされました。
ありがとう(有難う)の語源・由来
「ありがとう」は、形容詞「有り難し(ありがたし)」の連用形「有り難く(ありがたく)」が発音上の便宜により「ありがとう」となったものです。
「ありがとう」の語源である「有り難し」は文字通り「有ること」が「難しい」の意であり、めったになくて貴重なことを表した言葉です。
これが平安時代末期以降に、特に仏教的な意味を帯び、仏の慈悲など、めったにないほど貴重で得難いものを自分は得ていることへの宗教的な感謝の意味で用いられました。
ありがとうの語源を意識することで、相手に感謝の意を伝えるだけではなく、自分への戒めとして「これは当たり前のことではなく、貴重で得難いものなんだ。」と感じることができました。
ありがとうは、持続的な幸福を維持するために一番必要な言葉かもしれません。
これからもありがとうを言いたいと思われた方は、スキ、フォロー、サポートをポチッと🧡
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