コレステロールについて

この夏少し体調を崩し、血液検査をした。特に数値が悪い項目はなかった。コレステロールを除いて。
まぁ、歳が歳なだけに考えられることではあったが、何より私を動揺させたのは、薬を飲むことを勧められたことだった。

私は先生に聞いてみた。数値が良くなれば薬はやめられますか?先生は、薬をやめたら数値は上がります。と言った。噛み合ってるような、ないような答え。
要するに、遠回しにやめられないと言ってるんですね?先生!!
と心の中で叫んだ。口に出さずともその通りなのは明白であった。
過去にはあれこれと小さな手術なども経験してきたが、一生やめられない薬を勧められたのは初めてであった。

とりあえず、3ヶ月の食事療法を頑張ってみるということで、薬は先延ばしにして帰ってきた。調べてみると、コレステロール改善には、きのこや海藻、ナッツ類などがいいらしい。反対にダメな食べ物には、卵、糖類、揚げ物から、ごはん、パンまでも入っていた。最初はきのこの料理を作り、おやつにはナッツやドライフルーツを食べていたが、だんだんと腹が立ってきた。
こんな食生活が3ヶ月、いや一生?続くわけがない。そしてこれを頑張ったところで、3ヶ月後に数値が下がっているかも分からない。(先生には体質もあるので食事療法で下がらないこともあると聞いていたので)

やーめた。

病院行くのやーめた。

病院行かなかったら、なんもせんでいいもんね〜そう思ったら、めっちゃ気が楽になった。だいたい、コレステロール値が高いことは病気ではない。病気のリスクが高くなるだけ。まだ病気でもないのに、毎日薬を飲み続けるのだ。そんなんいややん。

だが、健康でもいたい。だから、食事も気にしつつ、食べたいものも食べる!そして吉本新喜劇を観て、笑って免疫力を高める!
薬を飲みながらかかるか分からない病気の心配をして生きることの方が、不健康だと思ったのだ。

それでも、これは教訓であった。
そろそろ歳なんやから、健康に気をつけ摂生しないとなかんよ…
ご先祖様から忠告と受け取り、元気に100歳を目指したい。

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