私の好きな本。エッセー。#23 on my note.
私の好きな本。
My favorite book.
내가 좋아하는 책.
📚️📖👓️🐻💕
小さい頃から、
どちらかと言えば運動よりは、本が好きでした。
📚️本は未来への扉(🚪)
扉はさまざまな世界へと誘ってくれる。
星の王子様。
王子様にとって、その扉はさまざまな天体に行くことでした。
そこには、ある意味淋しい人が登場する。
学者、王様、政治家など、彼らは独りぼっちの存在だ。
その度に、王子様はその星の主人公に付き合わされる。
いろんな理屈を聴かされたり、家来にさせられたり、従わされたり。
実に、人間は自己中心的だ。
とてもじゃないけど、その人、一人だけ友とするわけには行かない。
星の王子様は旅人。
ある日、パイロットや狐に出逢う。
パイロットは、絵を描いてくれた。
狐は、本当に大切なことは心の目で見ないと分からないと言うことを教えてくれた。
この『星の王子様』は児童文学としても、初の童話としても有名で、数々の人々がミュージカルにも採用している。
世界の何ヵ国語でも翻訳されていて、
私はそれを手に入れようと色々な言語で探して何冊か入手した。
多言語を比較して学ぶには、
それは打って付けの語学教材と言える。
世界の人々がいろんな国の言語で愛した『星の王子様』。
それほど、私は若い時からこの『星の王子様』が好きだったのです。
今は、還暦をとっくに過ぎてしまった。
それで、私は自分の事をこのように呼ぶことにした。
『星のおじ様』
それは、私のことなのです。
王子様は言った。
『ねぇ、羊を描いてよ。』
すると、パイロットは箱を描いて、こう言った。
『この中には君の好きな可愛い羊が入ってるよ。』
星の王子様が納得出来る答えだ。
子供心を亡くすと、夢も同時に亡くす。
大きくなると、歳を手に入れる為に、子供心を売り渡すのだ。
『ねぇ、ゾウを描いてよ。』
すると、袋の中にツバの広い帽子のような絵を描いた。
『ウワバミがゾウを飲み込んじゃった。』
何と言う発想なのだろう。
こうした、発想を思い付かず、普通の人は、
アニメチックに、或いは、写実的にゾウを描いてしまう。
それで、星の王子様は満足するわけがない。
📚️ネバー・エンディング・ストーリー。📖🐻💕
1人の少年が逃げ込んだのは、古本屋。
意地悪い友達たちから追いかけられていた。
そこの屋根裏の山積みと成った本。
映画版と書籍版とは、
最初のシーンが少し違う。
ファルコンの名前も、
元々、タイトルも異なっていたから仕方ない。
私のその書籍は、布製で格調高い。
私はそれを探してやっと手に入れた。
しかも、文章が二色刷りなのだ。
私はそれを一目見たら、既に気に入ってしまった。
裏文字も書かれていて、何と言うお洒落な発想なのだろう。
夢を忘れない。
一番怖いものは『虚無』。
それが襲ってくるのだ。
読んでいく内に、セバスチャンは、アトレーユを助ける事が出来ることを知った。
そして、若い人が協力して助け合うのだ。
その物語の中に出てきた、姫は何と可愛くて、何と素敵なのだろう。
そんな人を私は現実世界で一度も観たことがない。
私も、その少年たちと友達になり、そのシーンに入りたい。
最後は、映画版ではファルコンに乗せて貰いセバスチャンは空を滑空するのだ。
目の下の地面には現実世界のあの悪ガキ共が上を見上げて、驚いている。
彼らにもファルコンが見えるのか?
『物語は決して終わらない。』
このタイトルは、最初、違うタイトルだったことも知った。
この映画のバックで流れているテーマ曲も、🎼🎵
頭の中でいつでもrefrainできる。
📚️星新一📖🐻
彼はたくさんのショート・ショートを書いている。
元々、外国にもその分野の作品はある。
星新一のショート・ショートは凄いたくさんの本がある。
文庫本を買い、読み進めて行く内に、
段ボールに何箱か貯まってしまった。
『起承転結』と言う文構成は、4コマのマンガでも使われる。
星新一のショート・ショートも落ちが予想外の展開だ。
これだけのショート・ショートがあれば、
彼が小説をもし書いたとしても、彼のアイデアは尽きないと言える。
文学者の案詰まりなんて、これを見たら学べる。
処が、多くの文学者や芸術家や音楽家は『人真似』はもとより、『他の人の作品』を研究するのもお嫌いらしい。
案が詰まって、行き詰まり、死ぬよりずっと良いと思えるのに、
なぜ、文学者は死なねばならないと言うのか?
中国詩人にもその類いがいた。
私には、理解出来ない。
アイデアとは、無限の泉なのに。
なぜ、その泉が渇れる事があろうか?
📚️金子光晴🐻💕
綺麗な文の詩人もおり、素敵なロマンを描く作家もいる。
それでも、私は金子光晴先生の詩に引かれるものがある。
言葉は農民詩人のように土の臭いがした。
📚️鈴木三重吉🐻💕
私のこよなく尊敬する先生の1人です。
彼の文学者としての動機は?
彼には愛すべき娘が出来た時、
こう思われたそうです。
娘に何か教育上、参考になるものは無いだろうか?
彼は探して見られたとのこと。
結果的に、既にその時代には退廃的な文学が多くて、とても娘の為になるようなモノは無いとのこと。
であれば。
(ここからが鈴木三重吉先生の凄い面が現れるのです。)
であれば、世に訴え掛けて見よう!
と言うことで、様々な文学愛好者にお声掛けをしました。
そして、いろんな作家が投稿してくださり、あの『赤い鳥』の機関紙が世に登場することになるのです。
そうして『赤い鳥』を主宰していく内に、
後の日本の各界で名だたる作家たちが産まれ、登場し、育って行きました。
それは、手塚治虫先生のトキワ荘で後のマンガ家たちが育って行ったのと、分野は違いますが、似ています。
・文芸の作品はそれを発表する場所が必要なのです。
・文学者は互いに切磋琢磨されて更に向上していかれます。
・後の時代に様々な作家を産み出すことに結果的にはなるのです。
これは、絵画の世界でも同じ事が言えます。
私の尊敬する画家に、アンリー・ルッソーがおります。
彼は、別の仕事を持っていましたが、
日曜になると公園でいつも自分の好きな絵画を描いていました。
すると、直ぐに人集りが出来て、彼の描いている絵画を批評し出して、彼に対してこう言います。
『何だ、この絵は?』
『こんなの絵じゃない!』
『第一、遠近法がまるでなっていないじゃないな。』
『ワハハ。』
彼は、笑われても黙っていました。
日曜になるとまた、必ず公園に来て好きな絵画を描いています。
そんな処から『日曜画家』と言う言葉が生まれました。
処が、物事は分からないものです。
彼の絵画に一番興味を抱いた人達がいます。
それは、小さな子供たちでした。
そうした子供たちは彼の絵画に啓発されて、絵を描き始めました。
そして、その子供たちの中から、
後の大物画家が誕生することになるのです。
サルバドール・ダリ。
シャガール。
シュールレアリズムも、キュービズムも、
そこから生まれたのです。
今では、この派の人を嘲笑う人はいません。
そして、そのきっかけとなったアンリー・ルッソーも笑う人もいません。
彼は、絵画教育も受けたことも無いのに、真の絵画の巨匠だと私は理解しています。
そう言う人物は、遠い未来を見詰めており、既に目の前の子供たちの才能を見抜いていたのかも知れません。
本物の人とは、そう言うモノです。
目先では周りに振り回されず、何事にも動じず、未来を見据えていられる人なのです。
私は、小さい時から、
たくさんの本が好きでした。
・本は人生の扉。
・本は未来を切り開くチャンスの入口。
そこの扉の鍵を開けること、
そして、その中に入り、
その向こうに行こうとする人は、
少ないと思います。
(^.^)(-.-)(__)
本文中、一部におきまして人物に対して敬称の無い表現があります。
そうした方々も私は尊敬しており、差別してはおりません。その事を付け足して、改めてここで敬意をそうした方々にも払いたいと存じます。
©️私の好きな本。未来への扉。チャンスの入口。2019.07.18, my loved note.
Belong to Amembo-Aoina.&Shanxi's blog.
私の好きな本。
My favorite book.
내가 좋아하는 책.