食日記7:バブル後賃金が上がらなかったのは、消費税でなく国と会社が国民の生活を考えなかったから!私の見解
何だかチコちゃんに叱られる ?みたいな出だしになりましたが、
森永卓郎さんの「消費税原因説」とは違う意見を持っていますので、
少し説明してみます。
NHKのアンケートに堂々と消費税原因と言い切ったところは、
超まじめ派の森永さんらしいぼくとつさだと思います。
でも、私は税収が減る流れの今の時代では、消費税が原因でなく、
国と企業の考え方に問題がある と考えています。
■バブル後数年たって欧米とIMFから日本が
忠告されたこと
当時のことをよく覚えていますが、
「これからは内需を強くしなさい」 と言われました。
日本国は、これを結果として無視しました。
明治維新の時の富国強兵策(国を富ませ強い軍隊を持つ)を国是として
以来、100年余りを過ぎても中身はさほど変わっていません。
国の歳入を増やすために、ひたすら大企業優遇策を取り続けることに
邁進しているのは今も同じですし、
日本国民の「豊かな生活」を守るために国はどうあるべきか?
が、欠落しているために、
この欧米とIMF(国際通貨基金)の忠告を無視した政策をとり続けて
きました。
一方企業の方も、独立した自立心を忘れて国の政策に頼り、
国民(小さくは会社の従業員)を守ることよりも、会社が成り立つことのみ
全力を注いだ結果が今も続いていると思います。
内需を強くする=国民の生活に余力を持たせたレベルにする
今のような
収入は目減りして物価が高くなる は良くない仕組みです
「会社の利益確保+従業員の所得アップ」をワンセットにした
値上げ政策がどの企業も必要ではないでしょうか?
私たち飲食業の世界でも、
売上を伸ばす考えよりも、限られた条件であっても
もっと利益を増やす工夫を
何度も何度も いろいろな視点から考えるべき
と思います!
(了) 1月20日起稿
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