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飲食店の利益増と効率化は3つの「避ける」から始まる!=飲食店の困った!を解決相談所大分
おはようございます。相変わらず今朝も寒い朝です。
朝ごはんを食べ、コーヒーを飲みながらこの記事を書いています。
令和5年からの飲食店は、
「学び、取り込み、実行する」ことで「やっと稼げる飲食店」になる
それはなぜか??
昭和型、平成型の飲食店の仕組みと考え方では、
まったく利益が出ない飲食店の環境の中にいるから
新たに、ご提案できることは、この3つです。
![](https://assets.st-note.com/img/1675638692649-fKLNg12eGz.png?width=1200)
詳しく説明します。
🍌1:仕入価格の高い食材を使う料理を避ける
仕入価格の高い食材は、仕入価格の安い食材に比べて、値上げ率が同じでも、「値上げする絶対額」ははるかに高くなります。
個人店、小規模グループ店にとっては、これからは、高い食材で勝負することは、「高級専門店」に任せて、安い食材で美味しい料理をつくることに
専念しましょう。
仕入れる食材費を少なくすることで利益が生まれやすくなり、
度重なる値上げダメージを軽減できることにつながります
🍌2:仕込みや調理に時間がかかる料理を避ける
これは、
仕込み・調理に時間がかからない料理を増やすということ(逆表現)
●仕込みや調理の作業効率が良くなる
●少人数の調理作業が可能になる
●提供時間が早くなる
●客席回転率が良くなり、売上増につながる
●人件費の削減や労働環境の改善に貢献できる
などのメリットがあります。
🍌3:料理の提供に手間がかかり過ぎる料理を
避ける
定食主体のお店に、鍋料理はセットにとても多くの手間を要します。
反対に、
鍋料理のお店で、洋食メニューはとても面倒な作業が増えます。
全体の料理を「ひとつの提供パターンに統一する」ことで、
極端にホールスタッフの人数を減らすことができます。
むかし、某レストランチェーンで実行したことですが、
6か月間の移行期を経て、人時売上高5500円のお店に変わりました。
*人時売上高=従業員1名1時間当たりの売上高
3,000円台➡4,000円台➡5,000円台と上がれば、利益が増大する。
90坪の店舗で、ホールスタッフがワンクルー5名いたのですが、
(第1段階)5名を4名にして、時給を100円上げました。
(第2段階)4名を3名にして、さらに時給を100円上げました。
(第3段階)3名を2名にして、さらに時給を100円上げて、
人時売上高5,500円を達成しました。
これを短期間で行いましたから、ホールスタッフのスキルアップが
充分に行えず、お客様から「呼んでも来ない」が多くありましたが、
その後、これはこのお店の定番スタイルになりました。
25年前の位のサイゼリアを手本にしたアクションでした。
ホール作業の提供パターンを少なくする、ひとつにすることで、
●ホールスタッフ数を削減できる
●AI機器の導入がしやすくなる
●提供時間が早くなる
●客席回転率が良くなり、売上増につながる
●時間的な余裕ができれば、客席管理に目が届く
などのメリットがあります。
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飲食店にとって一番怖いことは、
本当はコロナでなく
コロナ過で変わった飲食店の経営環境の変化です
気づいていない人が多すぎる
元に戻したいと思っている人が多すぎる
元に戻ることは、
「進化する」ことと反対の方向と知りません
気がつき、学び、対策を立てた人だけが、
生き延びると知ってほしい
大きな、生存のための試練が目の前にあります
(了)
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