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75歳年金生活者の実態~WEB記事を検証して生活実感を伝えます

私はこのall about inc.の取材記事にある人と同じ75歳です。65歳からの年金支給を5年前倒しして受けていますので、この記事の人より30%少ない月額です。しかし、5年前倒しでいただいた金額は、計算上72歳の時に同額で並び、それ以降は30%減の金額が死ぬまで続きます。

以下は、WEB記事に沿って、私の実感を述べます。

*all about inc. の7月23日の記事を転載&抜粋&編集をして引用しています。

金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住75歳男性のケースをご紹介します。

<回答者プロフィール>
本人:75歳男性、同居家族なし、神奈川県在住
リタイア前の雇用形態:正社員 年収:350万円
 ➡私は、15年間ほど有限会社の代表もしていましたから平均600万円くらいでした。
現在の貯蓄額:預貯金約2400万円、リスク資産なし
 ➡私は現在預貯金はほんのわずかしかありませんが、年金収入とわずかな専門家収入とパートナーのバイト収入で生活しています。

現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金52年
 ➡私の場合は、420カ月35年ほど掛けてました。

現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万7000円
 ➡月額 56,530円 (5年前倒しのため)年額678,364円(令和6年4月)
老齢厚生年金(厚生年金):13万1000円
 ➡月額 66,316円 年額795,795円 (令和6年4月)
  別途、加給年金額 年額408,100円あり

障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
 ➡なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
 ➡なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
 ➡なし
 ➡年間専門家契約収入30万円~70万円変動大(いつまでできるか) 
配偶者の年金や収入:なし
 ➡月額手取り約10万円あり(これがなければ我慢生活しかない)

「毎月足りない。年金だけで生活できるのが理想と考えていた」
 ➡何とか総収入内で我慢しながら生活中

現在の年金額について「満足していない」と回答した今回の投稿者。
 ➡金額で「満足する」って際限がないから、それは考えない。

その理由として「年金だけで生活ができるのが理想と考えていた」と語っています。ひと月の支出は約「24万円」。年金だけでは「毎月足りない」と回答されています。

「74歳で3回入院手術があり健康な体でいつまでいられるか」
 ➡40歳~75歳まで、持病伊賀の大きな病気なし。手術なし。(食べる)

年金で足りない支出については「給与収入で補填」しているという投稿者。
具体的には「契約社員として現役時代とほぼ同じ業務」を「週4日勤務」で続けていると言います。一方で「74歳で3回入院手術があり健康な体でいつまでいられるかが心配」とのこと。健康面で今後も同じように働き続けられるか不安がある様子がうかがえます。

「完全リタイアすると楽しみも喜びも感じられない」
 ➡私にはnoteの投稿とキンドル本の製作があります。WEB記事を介して学ぶことが多く、飲食研究者として極めたいという希望を持っている。

「現在は年金以外の収入があり生活が守られていますが、完全リタイアすると先行きがよくわからないので楽しみも喜びも感じられない」とコメントする投稿者。

なるべく長く働けるよう、日々の暮らしの中で「光熱費の節約、外食をなるだけしない、健康体を維持する」ことを心がけていると言います。
 ➡私の基本は健康一番。9時半に寝て5時半に起きます。三食きちんと食べます。健康に良い食事をして、生きてる喜びを味わえる美味し食べ物を食べます。そして、夏の猛暑に負けないだけの除湿冷房をしてパソコンに向かっています。

加筆:収入総額だけ見ると、結構いいじゃないかと言われるかもしれませんが、売上収入には消費税がかかり、年金には、所得税、介護保険料、高齢者医療費がかかるため、全部ひっくるめても「総額の2/3の収入しかない」実感です。どこが欠けてもひっ迫する生活に切り替わると予感しています。
もっと安心して生活できる基盤をつくる「信念のある政治家」が必要です。
党も、総理も、国会議員も。新たな時代のリーダーが必要です。

70歳以上になったらどんな人生を送りたいかイメージして10年前から準備するといい

「収入が激減して年金中心の生活になる」ことは、65歳あたりには半ば実感を持って感じられました。私が準備したことは以下の通りです。

👴生活のシンプル化をすすめる

住居内の品物の断捨離
子育てを終わった高齢者が消滅するまでの数十年間に必要なものだけ手元に置き、あとは煩わしいから「処分する」考えで、数年間はメルカリで売ってしまいました。大半は趣味で買い集めた品物や書籍です。Book OFFよりもメルカリの方が大いにお得。

健康生活
残りの人生でなくても、生きると健康はワンセットです。1億円持っている人でもがん患者であれば人生が楽しくありません。健康は体に良いものを食べ、体に悪いものを避けること。よく寝ることに尽きます。お金の許す限り食べたい時に食べたいものを食べることが健康に秘訣とも思います。

その代わり、我が家では旅行も一切せず高額家電は買いません。別にストレスでもありません。4Kテレビの画像で十分です。

大切な趣味だけ残す
かっては、ゴルフ、釣り、読書、ギター、映画鑑賞、書道、うどん作り、モデルガン、居合道、模造刀、木刀、料理などが趣味でした。趣味も断捨離です。お金もかかるし、時間も多く必要です。

いまは、書道とAmazonの映画を見ることが趣味。キンドル本の著作がメインのミッションです。飲食コンサル業は、オファーのある時だけ対応しています。(ギターは弦の交換もせずにデスクの向かいにあります)

👴住居の確保

大分県に住んでいる私は福岡県からの移住者です。もう30年になります。したがって親族もなく、所有不動産もありません。で、私が思いつき手を打ったのが、公営住宅への入居です。ちょうど65歳の時に抽選で当たりました。

公営住宅(市営、県営など)は収入に応じて家賃が変動するため、一般の住居の賃料よりも安くなります。一種の生活防衛策ですね。

👴省力化機器への買い替え

光熱費の節約をしましょう。そして、収入がか細くなる前に順次買い代えしてゆきます。(耐用年数10年~15年あたりかと思います)

洗濯機
省力化したものを買えば、使い水の量が減り、水道代が軽減されます。

ガス湯沸かし器
公営なので代えられませんでしたが、高額の省エネタイプがあります。

ヒータ―器具を処分する
一番電気代が上がるヒーター式の電気ストーブを処分しました。

50代、60代の方は読んでみていかがですか。
私は、とらねこさんが推奨するように、noteで有料記事を買ってもらえるように工夫すれば、外に働きに行く必要もないと思います。

多くを欲張らず、一番したい生き方のコアなところだけ実行することで安心感と満足感が得られます

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飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします