オードリー7の食べ塾:売上倍増のキーワードは<女性・家族・近場客>です!

💝今後も女性のパワーを借りる飲食業界です

  郊外ランチも街中ランチも今や女性客(主に主婦層の方々)の消費力、クチコミ力、情報力、吟味力を抜きにしては飲食業は成り立たない感が
あります。

女性の共感を得る

  女性の共感を得る努力をして女性客の方の動員力を来店パワーに変える
ことがもっと必要ではないでしょうか?

冷製カッペリーニ

*大分市中央町(竹町)和酒バルえび蔵さんの冷製カッペリーニ980円

1,女性に気に入ってもらえるお店作りをする(本当は基本!)

●店内やトイレが清潔で快適にメンテナンスされている
●使う食器やシルバーや箸などが、きれいで汚れていない、欠けていない
●ホールスタッフの髪、爪、ユニフォームが清潔でキレイ
などが必要です。
言い換えれば、繁盛店の基本条件です。

2,女性が好む料理を作る 

*男性が過半数を占める飲食業態のお店は、外食人口が減る今後は、
今まで来ていない客層の取り込み」対策をしないと、
売上が上がらないということを気づいていただきたいと思います。

●味付けがやや薄い
●味の作り込みがやや複合で仕上げて、家庭の味と違う!
 感じてもらえるマジック味の仕掛けが必要
●食材の一切れの大きさが男性用より少し小さい(口が小さい)
●固すぎない中くらいの固さ以下で仕上げる(男性よりあごの力が弱い)
●男性にベストなポーションの90%の分量(女性の胃のキャパは85%)

3,何よりハートフルに。。。!

女性は子供を産み、育てるいきものです。
未婚のシングルであっても、愛する相手をすべての力で慈しむ力を
発揮します。
だから、いつも「ハートフルに愛されたい、大切にされたい!」と
心から願っていると思います。

飲食店では、1度の来店に1度でいいから「このお店に来てよかった!」を
感じていただけるようにしていただいたらいいと思います。

●1個の原価が50円以下であっても、デザートをサービスする
●お連れのお子様に、お子様グッズをプレゼントする
●玄関までお見送りする
●雨の日は傘をさして車まで同行する(できるならば)
●電話の予約時でも「いつもありがとうございます!」を言う

何でもいいと思います。
自分のお店からの「感謝の表現」をすることが大切と思います。

家族=ファミリーを軸に飲食の関わりを強化する

1,家族で週末や平日の夜に利用してくれます

  これからは、会社による飲食利用は激減すると理解しています。
一番安直な方法、コース料理と飲み放題があれば、多人数であればあるほど
手っ取り早く売上が立つ儲かる時代は去ってゆくのです。

もっと料理やおもてなしに工夫を凝らした質の高いお店のあり方に
変えてゆかないと、売上アップが望めません。
*来店主導権=「主婦1人」 だとしっかり知っておいてください

2,ご主人は同僚や友人と多彩に利用してくれます

  男性は職場つながり、仕事つながり、趣味つながり、友人知人
など様々なつながりを持っていて利用形態も多彩です。

3,奥さんは職場、友人、サークルのメンバーと利用してくれます

 
 ご主人以上に多彩なつながりの飲食利用は主婦の方です。
アンケート上での利用時の同伴相手は、
●ファミリーでの利用
●主婦中までの利用
●親子での利用
●祖母や姪との利用
●サークル仲間との利用
●習い事の先生のグループでの参加利用
まだまだたくさんあります。

4,たまには親族と同伴で利用してくれます

  ローカルで時折見かけるのは、おじいちゃんやおばあちゃんが
孫と子供(息子・娘=孫の親)の飲食代を支払っている姿です。

5,テイクアウトの利用もしてくれます

  お店の料理を<店内で食べる>という選択肢のほかに、
<家で食べる>外食という選択肢が加わりました。

テイクアウトは、デリバリーと違って、
より安く、より早く、より安全に手に入る ことと思います。
利用は増えてくると判断しています。(*淘汰される中で)

6,これからはデリバリーも利用してくれます
 
  
居ながらして手に入るという醍醐味は最高のサービスです。
持ってきてくれるありがたみ」は当然金銭で支払うべきです。
*デリバリーマージンは30%~35%の範囲と聞いています。

7,ローカルでは、仏事も利用してくれます
  
  今から10年間は、あの世への旅行者が多いので、
仏事、法事もローカルでは盛んですが、
自宅で行うやり方から仕出しの店舗や斎場で行うように変わりました。
もう通し間でなくて個室ですから当然ですね。

近場客(県内客・市内客・近県客)を取り込む

  この考えを最初に気づいたのが、星野リゾート界・別府です。

インバウンド観光客も365日後には帰ってくるでしょうけど、
それまでは観光客を掘り起こしして売上もノウハウづくりも
ブラッシュアップしておかなければなりません。

いつ何時に、この貴重な体験とノウハウが役立つかわかないからです。

<飲食目的客・ミニ観光目的客の取り込み>
●隣県客
●県内客
●近隣市郡客
●市内客
●町内客・商店街客・地元客(半径5km圏内客)

今までは新規の客層の取り込みとかは考えなかったでしょうけど、
これから先は、
今まで来ていない「新たな客層の掘り起こし」が売上増につながる
ということを実行すべき時に来ています。

また、
●男性客中心のお店 → 女性客、ファミリー客の取り込み
(*店売りでなくテイクアウト商品のファミリーセット開発でもいい

●女性客中心のお店 → セット・単品のテイクアウト&デリバリー
            を始める
(*バッティングなし)


どこまでもしぶとく負けない姿が描けるのが
飲食業の本来の良さです!

(了)

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オードリー7|🥕フードビジネスクリエイター
飲食コンサルタント業30年の経験を通じてお知らせしたいこと、感じたこと、知っていること、専門的なことを投稿しています。 ご覧になった方のヒントになったり、少しでも元気を感じて今日一日幸せに過ごせたらいいなと思います!よろしければサポート・サークル参加よろしくお願いします