店内売上85%時代の方がいろいろチャレンジしやすい時代です!~ニーズ分散化時代の対応策
一昔前は「あのお店にご飯食べ行こう」という店内飲食利用が100%の
時代でした。
コロナ禍を経て、お店に食べに行くことだけが利用でなくなり、
テイクアウトもデリバリーも仕組みが定着した。
ラーメンやカレーなどは、有名店仕様のレトルト食品も豊富にある。
あらゆる味わいの楽しみ方ができる時代です。
🍉店内売上100%時代から85%時代への
転換が始まった
必ずしもお店に食べに行く必要がなくなった。
しかも節約志向がますます高まる。
1昨年以来の度重なる食品の値上げラッシュが外食費の抑制を促す。
大きな値上げ一回よりも、小さな20円、30円の小刻みな値上げが
ジャブのように効いてくる。
そのたびに「無駄なものは極力買わないようにしよう」と
脳細胞が訴えてくる。
(外食客の傾向)
●予算を抑えめにして外食回数を減らしたくない派
●いつもと同じ予算または少し多めの予算ですが、回数を少し
減らす派
●外食をしなくなり内食中心に変わる派
いずれにしても、アフターコロナ時代は、
コロナ以前に比べて、「売上減」がスタンダードな時代です。
そして、
外食はお金を払ってプロの料理を食べるから
ある程度高くて当たり前
という「外食高価格時代」に向かう
とみています。
🍉介護の世界と同じように飲食業の世界も、
「小規模多機能飲食店経営」の時代に変わる
言葉を繋げると何だか難しいイメージですが、
要するに、
飲食店の「店」と「人」を活用して、稼げることは何でもしましょう!
ということです。
店内売上だけに頼っていては間違いなく滅びます。
お客様の方から飲食店の利用の仕方の多様性を見つけたから、
10%~25%は店内売上が落ちます。
私は、「平均値で85%になる」とみています。
コロナ前より15%減がスタンダードな店内売上ベースです。
🍓店内の利益率とテイクアウト利益率を同じにした商品開発をする
店内商品の利益率が65%でしたら、テイクアウト商品も容器代を
くわえて60%は確保できる商品開発をすることです。
*テイクアウトだから「店内料金より安く売る」は必要ありません。
私は店内商品と同価格でテイクアウト商品を売ることを進めています。
(10%税-8%税=2%を容器代に充当しています)
🍓収入(売上)が増えることは何でもする
●店内飲食85%
●不足する15%売上+増やしたい売上げ〇%を加えた売上を目標に
手段を組み立てる
★半径100m以内の自店デリバリー
★テイクアウト販売強化(店内売りの次に強くする)
★店頭実演販売(焼く・揚げる・蒸す・炒める・煮るなど)
★店内受託加工
★店内食材の自店加工で既製品コストを下げる、美味しくする
★客席レンタル(個人、法人、不定期利用=ミーティング、面接、定期)
考えつく要素はもっとあると思います。
🍉仕組みを強化してもっと稼ぎましょう
飲食店主だけでは儲からないかもしれません。
臨機応変に遊び心を交えて、いろいろ空想してアイデアを練ってみてください。
時代の変化と時代のニーズに合わせて、飲食店も相応の変化を行う時代
と思います
(了)