飲食店未来学30:健康料理専門店をつくろう~GI値を見れば食生活の不健康さがよくわかる
🌰糖尿病患者の願い
私は立派な「糖尿病患者歴約20年のキャリア」です。
今年になってから、クリニックの担当医の先生と診断&意見交換を
繰り広げています。
担当医の先生 まじめで責任感も強く、立派な薬依存志向の方。
対症療法しかないと固く信じておられます。
私 ➡ あと何年生きるかわかりませんが、年々年取って来るのに、
365日薬を飲み続けて、すい臓くんにインシュリン出せ命令
をする薬を何年も飲んでいます。
前回先生に言いました。
「私が年を取る分だけ、すい臓君も年取るのに、薬のミリ数
を上げないで欲しい」と。
・・・検査して、数値の結果で決めましょうと、言われた。
私は、せめて「薬の効果半分」と「食事内容の効果」半分で、
体をいじめない糖尿病生活をしたいと考えています
それで、高糖質食品を調べた後、この食品のGI値にたどりつきました。
以下自分のためにつくった表をご覧ください。
私は、健康志向の高まりと、外食人口の高齢化、差別化を考慮して、
「GI値のデータを活用した健康料理専門店」
を飲食店の方につくって欲しいと思います。
●高糖質食品は必要最小限度だけ使う(下の表の青枠の食品)
●定食やセット料理仕立てにして、低GI食品を多く使う
●おおまかなカロリー計算もしたメニューづくり
●価格は1500円(税込以下)にする
🌰GI値は食品を3分類しています
●低GI食品 50以下 血糖値がゆっくり上がる食品
●中GI食品 56~69 中間(食べるのは69以下を推奨)
●高GI食品 70以上 血糖値が急激に上がる食品
GI値は正確を期していますが、高糖質食品は、調べて確認が取れたもののみ青枠で表示しています。 ご了承下さい。
このリストを見て、
「私の体は高GI食品でできている」と自覚しました。
特に、
うどん、餅、インスタントラーメン、どら焼き、せんべい、あんこ
みたらし団子・・・!
ただし、肉類は脂質が多いので、これまた食べ過ぎは注意です。
青い枠は高糖質食品です。
根菜中心に、この青い枠の食品を好んで食べていたのがよくわかりました。
糖尿病は、食事内容と運動不足ですね。
🌰より健康的な食生活志向は、外食産業を
活性化させる
これからは、飲食店のあらゆるコストが上がります。
お金を出せる人は、本物のステーキを食べ、
お金を出したくない人は、大豆ミートのステーキを食べる時代
がもうすぐきます。
両方の客層とも、健康志向をめざす時代になります。
人生を楽しめる人=健康な人
だからです。
料理の技術とともに、事業としてやってみませんか?
一般家庭の方も、
よろしければ、このリストなどを参考に、
糖尿病を悪化させない、糖尿病にならない「食生活」を
考えてみたらいかがでしょうか。
(了)