美味しくないから高い!は本当は理屈に合わない話なのです=飲食店の困ったを解決相談所大分
noteの投稿にスキをいただいたカフェ系のお店を経営されている方の考えや意見に賛成したので、私なりに意見をまとめました。
🍌美味しさと価格は正比例するか?
★このお店の一部の過去のお客様で、
「美味しくないのに高い」(言いかえてます)というお客様が過去にいた
とのこと。
もともと、料理やドリンクが美味しい美味しくないは、
その人の好みと合うか合わないかの問題です。
好みと合えば美味しいと判断し、好みと合わなければ、美味しくないと
判断します。
まさに、「個人個人の主観の問題」です。
私もスパイシーな本場インドカレーは好きですが、香辛料が強すぎると
辛くなり、美味しく感じなくなります。(まさに感じ方ひとつで違う)
🍌商品価値がちゃんとあれば その価格の
合格ラインにあると判断できます
一般的には目に見えるFOOD(食材)だけが商品価値と思われがちですが、常連客に方が利用するお店は、すべてそのお店の「調理技術力」も
含まれた商品価値の利用をされています。
●高い商品価値:(高く売れる商品)
価値ある食材+下ごしらえ技術+調理技術+手作り調味料=商品価値
●低い商品価値:(安くしか売れない商品)
安い食材・ダミー食材+簡単出来合いソース、たれ、ドレ、香辛料
=商品価値 (・・・調理技術がなくてもできる形です)
いま飲食業界は岐路の立っています。
・食材にコストをどこまでかけるべきか?
・仕込みや調理にこの先も人件費をかけるべきか?
・どの顧客層を主力の客層にすべきか?
・どの価格帯(高中低)の客層を取り込むべきなのか?
・店舗規模はこのままでいいか?
・全国チェーンは生き残れるのか?(人的、食材的、統一性、嗜好性など)
・今後どの方向に進むべきか?(業態変更の必要性)
100社100様に細かくやり方が分かれてこそ、生きる術が
個個に生まれると思います。
🍌忘れてはならないその他の価値は、
「接遇価値」と「店舗価値」です
いくら料理が美味しいお店でも、
限界過ぎまで待たされたり、接遇態度の悪いスタッフがいると
お気に入りの美味しい料理が台無しになります。
また、
トイレやレジ回り、客席のテーブル周りが不潔だと不快に感じ、
これも美味しくなくなります。
外食の機会があるときは、自由に食事を楽しんでください。
そして
新たなお店ごとに、新たな飲食店に生まれ変わる時代に
入りつつあることを楽しみに見守ってあげてください
(了)