たべものコンサル日記R10:ひと付き合いは「人好き愛」で極意になる! 極意5か条貴方にしっかり説明します!
私は大学2年の時に中退して、ただただ喰うために、何もなくても食っていけると思って営業の世界に飛び込みました。
当時は随分と昔の時代なので、履歴書の「特技」の欄は、運転免許証とか
珠算〇級とかでない限り書けなくて、
いつも「特技なし」と書いて出していました。
そんな私ですが、自分で自覚している特技らしいものがひとつありました。
友達が少なかった子供時代を反映して、
「いろいろな人と話すのが好き」という特技でした。
20代10年間、30代10年間は、主に営業畑の仕事をしました。
40代~70代初めも、対人関係構築ということでは、
経営コンサルタントと言えども、私のように権威もなく、組織もなく
フリーランス的コンサルの私は、「人間的営業力」だけで、
仕事をさせていただいているように思います。
営業人生50年の中から学んだ極意(おおげさですが)を
ここに御披露いたします!
■極意1:あせって直ぐに営業するな!
まず先に友達になる努力をしよう!
貴方が訪問してきたセールスマンから物を買うとすれば、
こんな条件に合格した人でしょう。
●好感が持てる
●清潔感がある
●目つきが優しい
●説明する言葉を信じることができる
などです。
私の行っていた営業方法は、「飛び込みセールス」でした。
一般的には「一番難しい」と言われていますが、
実は飛び込みセールスが一番単純で、一番簡単なのです!
ただし、「契約を取るために訪問する」ということを
頭の中から消し去る必要があります。
では、どうするか?どう考えればいいのか、ですが、
(極意のコツ)
●自分に気の合う「人さがし」をしに今日も50件回ろう!
(*海で貝堀りをするようなものです)
●気の合う人に出会ってからの1~2回は売り込みをしない!
(*せっかくの気の合う人に出会っても成績を焦り潰してしまいます)
●(最初に会ったときに名刺を出していますから)
相手は貴方が何の目的で会いに来ているか、言わなくても100%
わかっています。
貴方の熱心さが相手に伝われば、相手様自ら申し込んできます!
まず友達になり、友達になってから勧めると
相手も素直に納得します!
そして、やがて
知り合いも紹介していただけるようになります!
■極意2:顔を見て、相手の目を見て話をしよう!
相手の方に好感を持って頂く為には、
●相手の顔を見て話す
●目を見て話す
(*これが苦手の人は、鼻を見て話すとか、アゴをみて話すとか言います)
●目をそらさない
●笑顔を絶やさない
これはすべて、嘘をつく人の表現の真反対の表現方法です。
ですから、好感が持てることになります。
恋人に話す時も、親友と話す時も、親と大事なことを話す時も
自分のパートナーと話す時も、同じ条件です。
■極意3:目と顔と心が「笑顔」で相手に話そう!
体調や気分や成行きでなかなかできない場合もあると思います。
私は、食器の営業マン時代は、
この店で受けた気分の悪さは、「運転中に気分切り替えて」、
次のお店についた時は、
「気分リセット!」して、元気よく車のドアを開けて入口に向かいました。
ほんの数分~10分のことですが、
「良い仕事は良い気分転換から生まれる!」とも言えます。
当時は、お客様から、
「いつもニコニコしてるね!」と多くのお客様から好感を
いただいていましたので、99%のお客様から納品価格の値引きについてのクレームは一切ありませんでした。
(*いつもうちの店に合う値引きをしてくれているという信頼感を共有)
自分の心に「あなたと会っている時が一番楽しい!」と いつも、
目の前にいる人に真剣に思うことが大切です!
■極意4:「嫌いな人」ほど好きになろう!
私にも嫌いな人、苦手な人はたくさんいました。
でも、同じエリアを10年間担当していましたので、そのお店の前を
通るたびに、嫌な思いをしたことが後を引きました。
ある時、
苦手な人、嫌いな人をなくせば、「このエリアNO,1」になれると
思ってから、この類のお店にランチを食べに行くようになりました。
追い返されたお店であっても、性格的に苦手な人であっても、
90%は短所と思える人でも、長所の10%を10倍の100%に
拡大視して受け入れて、我慢して顔出しに励みました。
あるお客様は、その後私をとても大切にしてくれて、多くのご注文も
いただき、退職の時に、懸命に慰留されたことを覚えています。
苦手な人・嫌いな人という「鬼門の人」を克服する心
を持てば、何も怖いことはなくなります!
■極意5:「新しい友達さがし営業」を続けると、
そのうち、仕事は向うからやってきます!
貴方のことを気遣ってくれる人を大切にしていますか!
わからずにそうしていない人は、気づいてあげてください。
1回目の気遣い、2回目の気遣いは、その相手の方の善意です。
3回目は、もうそろそろわかってくれるかなという期待のある
善意です。
でも、4回目、5回目の善意は期待できないかもしれません。
あなたのリアクションがあってこそ、双方向の「善意と思いやり」の
交流になります。
人付き合いは、
すれ違い95%、差し向かい合い5%くらいかもしれません。
自分と気の合った人は、長くずっと大事にしたいものです。
口で言うほどなかなか簡単ではありませんが。
よく世間で言われるように、
営業的な対人関係職でない人は、一生の間に1万人しか出会わないと
言いますが、
私たちの様な対人営業職的な人たちは、一生で5万人に出会うとも
言われています。(*この今の仕事に感謝しています)
いま私も、
noteの投稿を通じて多くの人と出会って、本当によかったと
思っています。
noteを知らなかった時代の自分と今の自分とは大きく違います。
その多くは、
若い人たちの考えや意見に触れることで、自分が磨かれていることです。
(了)