食日記8:苦手な「がまんする」は年齢と正比例してできるようになります!
■私の我慢についての歴史
幼稚園時代~20歳になるまで
まず我慢をしたことがない好き勝手放題の子供でした。
唯一我慢して身に着けたことは、小学校1年生~高校2年生まで続けた
「書道」だけでした。
字を書く前に墨を磨ってちょうどよい濃さまでなる時間が、心を落ち着ける
為のちょうどよい時間でした。(*墨の香りが好きですね)
22歳で初めて結婚
夫から見たら妻は従属して「はい」というものと思っていた若き頃。
2歳上の奥さんとは、民族の争いのような憎しみ合いとなりました。
もろくも数年で別居してその後離婚。
この期間も小さながまん、大きな爆発でしたね。
29歳で7度目の新入社員
この時点で子供一人、二度目の奥さんのおなかの中に1人いて
出産後の子供のために健康保険証が欲しくて、社員募集+食器のセールス
という2つの魅力で、応募して採用されました。
今から考えるとこれが、今まで33年間続けてこれた飲食のコンサルタントの道につながる第一歩のことでした。
動機は、すごく単純でしたね。
ここで、初めて本気の我慢をしました。
私は29歳、学卒の1年先輩の社員が23歳。年の差6歳で、〇〇さんと
呼んで、仕事をしていました。これは修正しないといけない!と感じた。
そこで一大決心!
会社は、飲食店の使う食器をルートセールスして販売する会社ですから、
何しろ食器に関する知識がないと話になりません。
・毎日夕食後から寝る時間まで4時間食器のカタログを見て、
商品名、形状、サイズ(cm、インチ、寸)、用途、特徴などを
寝ても覚めても「覚えまくり」ました。
・当時の目標
食器のプロになる~売上を上げられるセールスマンになる~給料アップ
~1年後に、1年先輩の〇〇さんを部下にする。
がまんができたのは野望があったから
またまたチコちゃん風になりました。(笑)
1日4時間×90日間で20数冊のメーカーカタログ(陶磁器やガラス・金属・木製品・竹製品などの食器数百ページ、各種調理器具(和洋中その他)7000種類)を覚えました。
むろんすべてではありませんが、飲食店の料理人の方と注文内容の話をしても何ら不都合のない知識を得ました。
入社1年で営業主任になれました
今まで〇〇さんと呼んでいた方を反対に〇〇君(今は”さん”の時代ですが当時は上下がはっきりさせていた時代・43年前)と呼べるように
変りました。
料理人さんよりも高い知識を得た
結局その会社には、11年余りいましたが、入社して数年以降には、
覚えた知識+料理人さんや経営者の方から学んだ知識で、
大きく成長できました。
・食器や調理道具では並の料理人さんに負けない知識ができた。
(*もう数十年たっていますが、真剣に覚えた知識は今も健在です)
・この時期の、料理人さんから学んだ料理に関する知識と食の経験、
経営者の方から学んだ業態別特性の違い、客単価や利益率、客層など
多くを学びました。
*これが次のコンサルの道へとつながりました。
がまんするってなかなか若い時ほどできにくいものです
でも、はじけてしまっても、そのあとが惨めです
人生一度は、心を決めて目標のために”がまん”!!
「がまんしたから、うまくいかなければ」とはつながらないかも。
そんなに、何もかにもつなげてしまわないように・・・
(了)
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